<BLEACH 千年血戦篇-相剋譚->EDを手掛けた水槽が明かす作品への思い「制作中は雨竜のことばかり考えていました」

2024/10/18 18:00 配信

音楽 アニメ インタビュー

水槽「この作品に関わることができて、本当に良かった」


――当時の、水槽さんのお気に入りだったキャラクターは?

小学生の頃は記憶が朧気ですが、たぶん雨竜が好きだったのではないかなと思います。基本的に、頭のいいキャラクターが好きなんです。改めて読み直したときは、いわゆる“推し”とは少し違いますが、先ほど言った通り、一番感情移入できたのが雨竜でした。

――いわゆる“推しキャラ”で言うと誰ですか?

ハッシュヴァルトです。めっちゃカッコいいですよね(笑)。でも彼もわきまえているところがある気がしていて、“あくまで自分はユーハバッハの影”という立ち位置を理解しているように感じます。そこは、雨竜と共通していると思います。

――キャラクターのセリフで、印象に残っているものはありますか?

ふいに出るセリフが、すごく刺さることが多いです。一護の「俺以外の誰かにできたとしても俺がやらずに逃げていい理由にはならねえんだよ!」(コミックス68巻618話)というような決めゼリフも好きですが、雨竜の「最期の言葉じゃあるまいし」(コミックス72巻661話)のような、さらっと出たセリフも印象に残っています。

――最後に「BLEACH」を観ているファンにメッセージをお願いします。

冒頭でもお話ししたように、今回「BLEACH」ファンの方々から温かいコメントをたくさんいただいて、素敵なファンがたくさんいる作品なんだなと実感しました。この作品に関わることができて、本当に良かったと改めて思いました。自分も「BLEACH」ファンの一員なので、みんなで一緒に放送を楽しみましょう!