お互いを想いあっているように見える染谷夫婦だったが、朱梨は見えた感情の色が気になって仕方ない。朱梨は滝沢とともに押収物を調べ直す。すると、夫婦が共有していたパソコンに染谷の過去の恋人たちとの写真が出てきた。夏帆は染谷に愛されるために、過去の女性たちのスタイルを参考にしていたのだ。
改めて染谷夫婦を個別に取り調べする朱梨と滝沢。朱梨が見た夏帆の“恐れ”の感情は、夫・染谷を失ってしまうのではという強いストレスからだった。染谷が不倫相手から脅されていることを知った夏帆は自ら殺害を提案。染谷の言葉による誘導で、夏帆が成田を殺害、染谷をも刺していた。
夏帆が“愛”だと信じていた感情は“依存”だった。朱梨に指摘された夏帆は「どうして、あなたが私の気持ちを決めるんですか?」とキレるが、泣き崩れる。染谷に殺人教唆の罪で問われることになると伝えた朱梨は、夏帆から“後悔”の感情が見えたと「彼女にあんな感情を抱かせたあなたを、絶対に許しません」と染谷を見つめた。
事件の発端が“愛”という“依存”だったことに「愛を超えた依存、戦慄でした」「愛ではないとはっきり言い切る優しさ」「"依存"というワードが印象深い。それは愛しているのではない…考えさせられました」「朱梨さんが感情の矛盾に気付かなかったらもう一人裁くべき犯人が野放しになっていたかもしれない…と思うと、『こうでいいだろ』と決めつけるのではなく、真実を見抜くのが大事だな…と改めて感じる」などと反響を呼ぶ。
さらに「落合さん演じる染谷迅、彼は信頼できない!というのが言動に現れまくっていて落合さんすげぇってなりました。笑」「落合モトキさん、何か胡散臭い感じをだすのが上手です。普通の役を演じられているのを見たことがありません。何を隠しているんだろう?そういう目で見てしまいます」「落合モトキさんの何か引っかかる演技すっごい……!」などとヤバすぎる夫を演じた落合の演技にも注目が集まっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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