<Re:ゼロ>怒涛の大罪司教登場でシリアス展開の中、温かなガーフィールとミミが癒しに 「幸せになってほしいよ」の声も

2024/10/19 13:52 配信

アニメ レビュー

TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』第53話より©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会

第53話で唯一の癒しとなったガーフィールとミミのやりとり


魔女教大罪司教が続々と登場し、絶望的な状況の中、視聴者に束の間の癒しを与えたのがガーフィール(CV:岡本信彦)とミミ(CV:藤井ゆきよ)のやりとりだ。第51話で助けた少年・フレド(CV:本村玲奈)を家まで送り届けた先で、幼い頃に生き別れた母親のリーシアに瓜二つの女性と出会ったガーフィール。しかし彼女はリアラと呼ばれており、ガーフィールを見ても何の反応も示さなかった。

リアラの夫によると、出会った時、彼女は嵐で崩れた土砂に生き埋めになっていたという。事故のせいか記憶を失っており、分かったのは着衣についていたとれかけの名札から「リ」で始まる名前だということ。夜に咲く花からリアラと呼ばれるようになった彼女は自分を助けてくれた夫と結婚し、二児の母となった。

ずっと会いたかった自分の母と再会できたはずなのに、その事実を本人に伝えなかったガーフィール。伝えたところで、彼女は何も覚えていない。その複雑な感情に寄り添うのが、ミミだ。事情を察したミミはガーフィールの頭を撫で、「惚れた女のムネで男は泣いてもいー! お嬢が言ってた!」「ダイジョブー! ガーフが惚れてなくてもミミが惚れてるから!」と胸を貸したミミ。その大きな懐を借りて、ガーフィールは母親への思いを吐き出しながら声を上げて泣く。いつもはガーフィールよりも小さなミミが大きく見えた瞬間だった。

シリアスな展開の中でも胸が温かくなるような二人のやりとりに、視聴者からは「泣いているガーフを撫でるミミ優しい」「ミミの胸で号泣する彼にこちらも涙腺崩壊」「ミミが思ってる以上にいい女だった」「ガーフ...幸せになって欲しいよ」という声が上がっている。

※天崎滉平の“崎”は、正しくは「タツサキ」。

■文/苫とり子

TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』第53話より©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会