鈴木伸之“大翔”、夢を諦めようとするハマカワフミエ“新垣”に熱い檄を飛ばす「送ってくれたヤツのために打席に立て!」<バントマン>

2024/10/21 10:28 配信

ドラマ レビュー

新垣(ハマカワフミエ)に熱い檄を飛ばす大翔(鈴木伸之)(C)東海テレビ、FOD

鈴木伸之が主演を務めるドラマ「バントマン」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系 ※FOD・TVerにて配信)の第2話「打席に立て!!」が10月19日に放送された。イニングナイングループの「SBO部(秘密の福利厚生組織)」にヘッドとして就任した根鈴華(倉科カナ)。最初の仕事は、シナリオコンクールへの応募を目指すコーポレート事業部の新垣裕香(ハマカワフミエ)のサポートをすることだった。(以下、ネタバレを含みます)

オリジナルで描く“スポーツ・エンターテインメントドラマ”


本作は、土ドラ初の“スポーツ・エンターテインメントドラマ”で、中日ドラゴンズの全面協力で実現。ドラゴンズが連続ドラマとタッグを組むのも初であり、“初めてづくし”の作品となっている。

主人公は、ドラゴンズのホームランバッターとして活躍するも、戦力外通告を受けてしまった元プロ野球選手・柳澤大翔。演じるのは、自身も中学生まで地元のクラブチームで4番バッターとして活躍した鈴木。「誰かのスコアボードに幸せという名の得点を刻む」を信念に、犠牲を払って周囲をサポートする陰のヒーロー“バントマン”にスポットを当てている。

大翔の父・大喜をモロ師岡、母・絵里子を朝加真由美、大翔の一人息子で少年野球チームに所属している直斗を小山蒼海が演じている。野球オタクで野球の哲学は全て人生にもそのまま通じると考えているイニングナイングループ社の社長・櫻田誠一郎を坂東彌十郎、櫻田が作った究極の福利厚生組織「SOB(シークレット・ベネフィット・オーガニゼーション)」のバントマンをたちを束ねるヘッドの根鈴華を倉科が演じる。他に、社長秘書・末松透子役を福田ユミ、SBO部員の藤堂俊介役を平原テツ、梶間響子役を石川瑠華、吉岡葉留樹役を阿久津仁愛が務めている。

SBOのヘッドとしての初仕事がスタートした


中日ドラゴンズから戦力外通告を受けた大翔(鈴木伸之)は、トライアウトに参加し、ホームランを打った。球団からのオファーを待つが連絡が来ない。そんな大翔のところに「契約を交わしたいと思っております。一度、お会いできませんか」とオファーしたのは、イニングナイングループ社の社長・櫻田(坂東彌十郎)だった。

櫻田からSBOの理念を聞き、「犠牲はかっこいいんです。もう一度プロ野球の世界に戻れるまでここで働こう。ホームランを打つ場所が見つかるまでここでバントしよう」と提案されるが、大翔は「でも、俺はホームランを打つ人間なんで。ランナーを進めるより得点を多く取りたいので、バントはやる気ないです」と断り、プロ野球球団からのオファーを待つことにした。

大翔と同じタイミングで櫻田がオファーしたのが、根鈴華(倉科カナ)だった。総務部に所属していた華をSBOのヘッドとしてスカウト。華は事情もよく分からないまま、新しい職場での仕事が始まろうとしていた。