鈴木伸之“大翔”、夢を諦めようとするハマカワフミエ“新垣”に熱い檄を飛ばす「送ってくれたヤツのために打席に立て!」<バントマン>

2024/10/21 10:28 配信

ドラマ レビュー

「バントマン」第2話より(C)東海テレビ、FOD

「なんか報われないですね」と犠牲バントに対してモヤっとした思いが


櫻田の「すべての道は野球につながっている」という考えをもとに、SBOは困っている社員に手を差し伸べて次のステップに送り出すということを行なっている。究極の福利厚生の手伝いをするSBOのメンバーを櫻田は敬意をもって“バントマン”と呼んでいる。

そのバントマンの一員、しかも“ヘッド”として加わった華だったが「そもそもバントって何ですか?」と聞いてしまうほど、野球には疎いようだ。他のSBOのメンバーたちが詳しく丁寧に説明するが、「犠牲バントということは、バントをした人はアウトになるんですか? それはなんか報われないですね」と、少し引っかかった様子。

それに対して櫻田が「犠牲になることは誰かのスコアボートに“幸福”という名の得点が刻まれる」と説明するが、まだ納得できていないのか、モヤッとした表情になる華。

新垣をサポートする中で、大翔の手助けが必要になった


そんな中、SBOでの初仕事が始まった。ターゲットは、シナリオコンクールへの応募を目指すコーポレート事業部の新垣裕香(ハマカワフミエ)。仕事だけでなく家事や育児に追われながらも、コンクールに向けてシナリオを書いている彼女をサポートするというのが今回の役目。

SBOのメンバー全員で新垣の手助けをするが、新垣の夫が彼女の夢に対して理解を示さなかったり、彼女自身も自分が書くシナリオに自信が持てなくなったりして、シナリオを書くことだけに集中するのはやはり難しそうだった。

華と会話する中で、新垣は「坂元裕二さんとか、なんであんな面白いもの書けるんだろうな」と語った。それを華はSBOのメンバーに話すと、梶間(石川瑠華)が「もしあれだったらアドバイスをもらいますか? 坂元裕二に」と言って、雑誌のあるページをみんなに見せた。

そこには大翔が「趣味はドラマを見ること。特に坂元裕二さんのドラマが好きです。この前、知人を通してお会いする機会がありました」と書かれていた。梶間に「ヘッド、(大翔に)お会いしてますよね?」と言われた華は、新幹線で名古屋まで行き、大翔に会って頼み事をした。