10月7日(土)からスタートする、オトナの土ドラ「さくらの親子丼」(毎週土曜夜11.40-0.35、フジ系)にA.B.C-Z・塚田僚一が出演することが分かった。
本作は、古書店「九十九堂」にて“無料で親子丼を提供する”店主・さくら(真矢ミキ)と、そこを訪れる行き場のない人々が織り成す社会派人情ドラマ。摂食障害、シングルマザー、自閉症などリアルな社会問題を扱いながら、“生きることの難しさ”や“人とつながることの大切さ”を描く。
塚田が演じるのは、主人公・さくらの元に親子丼用の鶏肉と卵を配達する肉店の店員・中西俊太。関東一帯を制圧した暴走族の元リーダーで、亡くなったさくらの長男とは幼なじみという設定だ。現在は更生し、小さい頃から世話になったさくらのよき理解者として、街での人々の様子を伝える“情報屋”としてさくらを支える。
今回の出演について、塚田は「まずはこの作品に呼んでいただけて光栄です。とてもメッセージ性のある作品で、台本を読んで泣いてしまいました。一話、一話がとても考えさせられるストーリーだと思います。
中西俊太は主人公・さくらが一番心を許している人なので、とても大事な役どころだと感じていて、正直、プレッシャーもあります。でも、重要な役をいただいたからには、ちゃんと地に足をつけていかなくてはという気持ちが強いですね」と語る。
また、俊太を演じていくに当たり「自分の中で俊太をどう演じていくかというよりは、さくらさんが一番信頼できる人が俊太という、距離感、関係性を大切にしていきたいです。
俊太はさくらさんの亡くなった息子の悠平と幼なじみなので、幼い頃から知っているさくらさんのしぐさや小さな行動を感じ取りながら、俊太を演じていきたいですね。仲間思いで温かい心を持った役柄なので、監督からは『(塚田の)今のままで、元気で明るくでいいよ』とありがたいお言葉をいただきました。
俊太が着るTシャツにも彼の人柄が出ていると思いますので、注目してくださいね」と意気込む。
さらに、物語に登場する親子丼にちなみ、温かい気持ちになった思い出の料理を聞かれると「A.B.C-Zのメンバーと食べたステーキです。以前、ワーキングホリデーに行って自分たちでお金を稼いで生活するという番組の企画があり、そのときに本当にお金が無くて1枚のステーキを5人で分けて食べました。“肉を分け合う仲”になったと、絆を感じました(笑)」と、作中の俊太のように温かいコメント。
最後に視聴者に対し、「この作品と向き合ってみて、さくらさんの『みんなを救いたい』という気持ちが親子丼に溢れんばかりに詰まっていて、視聴者の方、一人一人の感想や、湧き立つ気持ちも違うだろうなと感じました。
このドラマは自分らしさが見つかるヒントが詰まっている作品だと感じています、応援よろしくお願いいたします」とアピールした。
同枠は、“土曜の夜は寝かさない”をテーマにした大人向けのドラマを放送している。過去には、ジャニーズ事務所の先輩・今井翼が「屋根裏の恋人」(2017年)に出演し、屋根裏でバイオリンを弾く姿が話題となった。
日曜という休日前に、心にズッシリと響く作品となりそうだ。
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