ダウ90000・吉原怜那が保育士役で登場、北村一輝”おっちゃん”に赤ちゃん言葉を使う第7話<おっちゃんキッチン>

2024/10/21 18:00 配信

ドラマ 編集部おすすめ

「おっちゃんキッチン」第7話より_心の声(C)TVer

北村一輝が主演を務めるミニドラマ「おっちゃんキッチン」が民放公式テレビ配信サービス・TVerとTVer公式SNSで配信中だ。10月18日に配信開始となった第7話では、新進気鋭のコントユニット「ダウ90000」のメンバーである吉原怜那がゲストに登場。彼女が演じる23歳の保育士に、北村が赤ちゃん言葉を使われるシーンがハイライトとなった。

「おっちゃんキッチン」とは

「おっちゃんキッチン」第7話より(C)TVer

TVerとKDDIによるコンテンツ共同制作プロジェクトが始動。

その第一弾作品となる本作は、北村演じる“おっちゃん”店主が営むこぢんまりとした食堂を舞台にした配信ミニドラマ。“おっちゃん”の決め台詞「おまち丼(どん)さま」を合言葉に提供される、心を満たす丼グルメと共に、自身の悩みの解決につながる糸口をその丼から得る若者の姿や、若者たちとの手探りなコミュニケーションを通じて自身の“アップデート”を目指す店主の姿が描かれる。

横型動画をTVerで、縦型動画をTVer公式SNS(TikTok、YouTubeShorts、LINEVOOM、X)で、それぞれ視点の異なるストーリーとして展開される。

「おっちゃんキッチン」第7話より(C)TVer


赤ちゃん言葉を使われる北村一輝


いつも娘・さくらからの連絡を待っている学(北村)。どうやらさくらは家出しているらしく、学は男と一緒にいるのではと邪推していた。そこで「一緒にいる人を紹介して欲しい」とメッセージを送って反応を見てみたが、「どの口が言う?」と冷たい返事が。学がショックを受けていると、「おっちゃんキッチン」にお客さんが入ってくる。

今夜のお客さんは23歳の保育士(吉原怜那)。メニューを渡されて「うわぁ!とっても元気な字でちゅねぇ〜」と褒めたり、お通しを出されて「これまた美味しそうでちゅねぇ〜」と歓声をあげたりと普段子供と接しているときの癖が出てしまう。それに戸惑う48歳の学…という図が面白い。赤ちゃん言葉を使われる北村の姿も間違いなくここでしか見られないだろう。

ちなみに保育士を演じる吉原怜那は、2023年から2年連続でキングオブコント準決勝に進出した新進気鋭のコントユニット「ダウ90000」のメンバーで、「ウーマン吉原」の名でピン芸人としても活躍している。もともと子役だったこともあり、演技力はお墨付きだが、間合いやリアクションも楽しく芸人としての力が遺憾なく発揮されていた。

一見合わなさそうなカレーと鰹のタタキを結びつけるものとは?

「おっちゃんキッチン」第7話より<お通し>ウスターソースの牛しぐれ煮(C)TVer


そんな吉原演じる保育士の悩みは、児童一人・ユウくんのパパが厳しすぎること。5歳の子供がやることに対して頭ごなしに否定するパパにそれとなく注意したところ、「責任者に報告する」と言われたという。若い女性というだけで保護者から舐められるのも悩みの一つ。彼女の語る愚痴はかなりリアルな内容だ。

学は話を聞いて自分の子育てを省みつつ、メインの料理を何にするか迷う。毎回のごとく何も準備できていない学だが、またもやお客ちゃんの言葉をヒントに即席料理を作り出した。今回の料理は、「豪快カツオカレー」。カレーに鰹のタタキをのっけた驚きの料理で全く味の想像がつかない。

一見合わなさそうな組み合わせだが、カレーと鰹のタタキを調和させているのはルーに使った鰹出汁。それを保育士が指摘すると、「そこまで分かってもらえて嬉しい!」と学も嬉しそうだ。そこから親と喧嘩するのではなく、「鰹出汁、ユウくんも交えて3人で遊んじゃえばいいんだ!」という結論を導き出した保育士。彼女が帰った後、学は「この口で言う」「ごめんね」とさくらにメッセージを送った。さくらが一緒にいるであろう男性は果たして、反発し合う親子を結びつける鰹出汁のような人なのだろうか。

「おっちゃんキッチン」第7話より<本日のおまかせ>豪快カツオカレー(C)TVer


■文/苫とり子