小林幸子「思い込みを捨て、思いつきを拾うと言う言葉が好き」 60年の月日を歩み続けられた“秘訣”を語る

2024/10/30 08:30 配信

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私がこれをやろうっていうよりもみなさんが私の先に道を作ってくれる


――さまざまなことにチャレンジしている小林さんですけれど、今後挑戦したいことはありますか?

なんというか、言葉が大きいんですけど、社会貢献になることをちゃんとやってみたいと思っています。子ども食堂への支援も始めました、お米を作っている関係で、お米を支援しています。

私はまだ勉強中ですけど、農業のサポートをしたいと思っています。いま農業は後継者問題があって、過疎地も多いんです。そこで、若い人たちに農業の楽しさをわかってもらいたいと思っています。まだ目標を立ててやっているわけではないんですが、やってるうちにみんなが集まってきて…。コロッケちゃんや友だちと、みんなでやろうよって話しています。

お仕事でもね、私がこれをやろうっていうよりもスタッフのみなさんが私の先に道を作ってくれるんです。「ホーンテッド・マンション」の吹き替えをやったのも楽しかったです。悪役っていままであまりやってこなかったけど、悪役の歌ってこんなに面白いんだと思いました。

――新しいことも次々手がけられて、小林さんを見させてもらっていると元気が湧いてきますが、小林さんの元気の秘訣を教えてください。

それはもう、歌うことです。歌でストレスをためることもあるけど、結局歌で発散してますね。あとは猫!猫に癒やされています。男の子が2匹居るんですけど、一匹は旦那様にべったりでもう一匹は私。かわいくて仕方ないんですよ。

――では最後に番組の見どころを教えてください。

「完全密着!小林幸子 デビュー60周年~栄光と苦難の旅路~」はライブ映像あり、インタビューありの番組で、「小林幸子といえば演歌」とイメージしている方に、特に届けたいと思っています。なぜ今日まで歌い続けてきたのか、私の歌への思いというものが伝わると思うので見てもらえると嬉しいです。

◆取材・文=入江奈々

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