俳優の田中圭が、10月22日に都内で開催された「山形のお米『雪若丸』新CM発表会&ご馳走おにぎりレシピコンテスト」に登場。新CMの撮影エピソードなどを披露した他、雪若丸を使ったご馳走おにぎりレシピコンテストの審査を行った。
「雪若丸」が本格販売開始した2018年からイメージキャラクターを務め、就任7年目に入る田中は「あっという間ですね。(雪若丸の)デビューからずっとやらせていただいていて、こんなに長くずっと一緒に歩めると思っていなかったので、とてもうれしいです」とほほ笑んだ。
また、この日から放送される新CMについては「毎回本当に“お米がおいしそう”というのが印象的。今回はたくさんのシチュエーションで食べさせていただいたので、撮影は1日かかったんですけど、すごく楽しくて良かったです」と振り返り、「CMで子役の子がうれしそうに早く食べたいみたいな感じで待っているとうれしいですし、食べるとき僕が(残飯を)出さなくて、CMでも全部食べるんです。子役の子にも『無理しないでね』って言うんだけど、やっぱり食べたいから一緒に食べてくれるので、ほほ笑ましい撮影をしています」と、いい食べっぷりが見られるCMの撮影エピソードを明かした。
雪若丸は冷凍のご飯や長時間保温した場合でも食感が変わりにくいのが特長。田中も冷凍のご飯を温めて食べることもあるそうで「夜中にちょっとおなかが空くときも多いので、チンして納豆とかキムチとか卵かけご飯で食べることも多いです」と話し、「うちの米はずっと雪若丸なんですけど、うちで炊き立てのご飯を食べる瞬間はそんなにないんです。ロケ先など外で食べる機会も多いので。でも、やっぱりうちの米はうまいよなって毎回食べるたびに思うんですよ。(冷凍を)チンしてもそう思わせてくれるお米なので、家族みんな大好きですし、感謝しています」としみじみと語った。
そして新米の試食コーナーになると、田中は「毎年今日(発表会で新米を)食べさせていただくんです。最初のほうは皆さん(プレスやスタッフ)の前でお昼時に食べることに対して申し訳なさもあったんですけど、今は『今年はどんな味なんだろう』ってワクワクが勝ってしまいまして。後で絶対おかずも出てくるはずなんですよ(笑)。『今年はどんなおかずなんだろう』ってワクワクしております」と、待ってましたとばかりの笑顔に。
山形県の吉村美栄子知事にご飯をよそってもらうと「もう粒立ってますよ!最高ですね」「すごくおなかを空かせて来たので」などと言いながら一口食べ、「本当最高ですよ。やっぱ米だね~!」とCMのフレーズも交え、おいしそうに頷く。続けて「今年もとてもおいしいですし、食べたときの食感とか、味とか、今年もこの季節がきたな、今日から1年が始まるみたいな感じに思わせてくれる日。今年もここにいられて幸せだなと思いながら食べました」と、長年イメージキャラクターを務めさせてもらっていることに感謝を込めた。
さらに、イベントでは「雪若丸」の魅力を広め、おいしさを発信することを目的に、創意工夫をこらしたアイデアおにぎりレシピを募集した「うれしい日に作りたい ご馳走おにぎりレシピコンテスト」も行われた。田中はスペシャル審査員として他の審査員2人と共にステージでファイナリストのレシピを試食。どれも甲乙つけがたいくらいおいしかったようで「めちゃくちゃ難しいです!選べない」と苦悩しながらも審査し、優勝者を決定した。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)