9月25日(月)夜11時15分より、橋下徹・前大阪市長が政界引退後、初めて挑んだバラエティー「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)の最終回が放送される。
2016年3月23日放送の3時間スペシャル「橋下×羽鳥の新番組始めます!」(テレビ朝日系)を皮切りに、同年4月11日(月)からはレギュラー放送をスタート。以来、1年半にわたって212人もの論客を迎えてさまざまな討論企画を打ち出してきた同番組が、全75回の歴史にピリオドを打つこととなった。
「ついに最終回!! 橋下徹と最後まで話し合いたい!!SP」と題して、橋下、羽鳥がジャーナリスト・木村太郎氏をはじめ、憲法学者・木村草太氏らかつて番組で激論を戦わせてきた論客たちと語り合う。
さらに番組最後には、1年半試行錯誤を繰り返しながら共に歩み続けてきた橋下と羽鳥が、思い出の店で2人きりのラストトークを展開する。
2人が訪れたのは、東京・新宿区にあるラーメン店・メルシー。橋下が早稲田大学の学生だった頃、当時、恋人だった現在の妻と足しげく通っていたという思い出の店でもあり、学生たちに親しまれる名店だ。
最初の3時間スペシャルのロケで2人が立ち寄った場所でもあり、まさに「橋下×羽鳥の番組」の原点ともいえる地…。
2人はチャーシューとメンマをつまみにビールを飲みながら、リラックスしたムードでトークを開始し、番組おなじみの論客や、視聴者から寄せられた質問に答えていく。
橋下には、経済アナリスト・森永卓郎氏から「政界に復帰する可能性は何%?」という質問が…。橋下が「将来のことは言いません。将来はどうなるか分からないから…」と返答すると、すかさず羽鳥は「じゃあ、復帰する可能性はゼロではないということを言っておいたほうがいいですよね? だって将来、どうなるか分からないですもんね?」と詰め寄っていく。
橋下は「こうやって、さわやかさの中にいやらしさを混ぜるところが、“朝の顔”になる秘訣なのかなぁ」と羽鳥に苦笑いを返す一幕も。
一方、羽鳥に対しても視聴者から「政界に進出しないのですか?」という質問が寄せられ、「僕にいろいろ言うなら、羽鳥さんも一回やってみないと…!」と今度は橋下がけしかける。
受けて羽鳥は「すごく大事な仕事だと思いますが、僕は今の立場で…。橋下さんが将来、総理になったとき、批判するところは批判していきたい!」と熱く語った。
他にも、「正直、一番困ったゲストは誰か?」「羽鳥が感じたリアル橋下徹の印象」「橋下氏が一番情熱を抱いているのは何なのか?」など、“ぶっちゃけすぎる話”が明かされていく。
最後は「…本当に終わりです!」という羽鳥の万感のこもった言葉でトークは終了。「お疲れ様でした!」「ありがとうございました!」と乾杯し、一気にビールを飲み干してがっちりと握手を交わすと、異色のタッグは幕を閉じた。
なお、最終回の放送に向けて番組公式HPでは、“最終回直前スペシャルムービー”を公開。橋下と羽鳥の“番組への思い”が込められた秘話にも注目だ。
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