9月22日、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)にて、芸人・野沢直子が登場。父の隠し子である女性と会うため、野沢がタイへ渡った様子を番組が密着した。
野沢の家系は、小説家の祖父、小唄の師匠の祖母、有名作品に出演する声優の叔父など芸能や文学にたけている血筋。中でも父親は、ひときわ破天荒な男だった。東京・新宿に自社ビル、ボート、1987年の有馬記念で2着になった競走馬など100頭以上の馬を所有しており、いつも家族みんなを振り回していた。
父の隠し子が発覚したのは、2年前。父が他界した際、野沢の弟が遺品整理をしていたところ、その存在に気付いたそう。タイ人の女性との間に産まれた子供で、名前はルンルン、現在はタイに住んでいる。
タイへ向かう前、野沢は「第一に会ってくれるのかな」「会って考えたら何話すのか」「怒ってたらどうしよう」「行っていいのか」と不安いっぱいの胸の内を明かしていた。中居も「あっちがどう思ってるかわかんないもんね」とコメント、野沢に同情した様子だった。
父親の残した住所を頼りに、父の愛人・ナパポンさんに会うことに成功。ナパポンさんは、野沢が13歳の時に父と出会い、渋谷のアパートで定期的に会っていたエピソードを話し、野沢を驚かせていた。今回会いに来た妹は、野沢が19歳の時に妊娠した子供だという。
そして野沢は、妹のルンルンさんと対面。「はじめまして」とお互いに声を掛け合う姉妹の姿に、スタジオにいるメンバーも言葉に詰まった様子。2人はタイの街を歩きながら、父親の思い出話に花を咲かせた。話が盛り上がると、ルンルンというのは愛称で、妹の本名は「ピッシーニーヤー・ノザワ」だということが明らかに。それを聞いた野沢は「なんか嬉しくなっちゃった」と涙を滲ませた。父が外国でも「野沢」の姓を使用していたことに感動したという。
次回は10月6日(金)夜8時57分より、社交ダンス企画を放送予定。キンタロー。、ロペスペアが国際大会2戦目に挑む。
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