さらに第2話には、9月まで放送されていた朝ドラ「虎に翼」で岡田将生と共演し、岡田扮する航一の長男・朋一を演じた井上祐貴もゲスト出演。二人の関係は、「ナースと患者」となり、新たな物語を紡いでいく。
井上が演じるのは、エリート商社マンの入院患者・二宮正男。主治医の神保が推奨する「早期退院が可能な手術」を、なぜか断固拒否する二宮。時に優しく、時に厳しく、悩める二宮の心を救うため奮闘するナースたち。そんな中、歩は「自身の過去」を打ち明けながら、二宮の心を溶かしていく。
労働基準監督署から西東京総合病院に、時間外労働の是正勧告が届いた。働き方改革に力を入れる新院長・薬師丸は外科部長・神保に、外科全体の超過勤務が目出つと指摘。実は、トップダウン気質の神保が舵を取る外科では、個々の業務負担を軽減する「チーム主治医制」が機能不全状態であった。
しかし、神保は「患者の命がかかっているのに、定時で帰る医師がどこにいますか?」と一蹴。自己研鑽、そして病院を回していくため、定められた勤務時間外も身を粉にして働く神保を、トラベ
ルナース・歩は優秀な医師だと称賛する。
その矢先、切除可能ながんを患ったエリート商社マン・二宮が入院する。主治医の神保が推奨する手術をなぜか断固拒否し、入院期間がはるかに長引く抗がん剤治療を希望する二宮を、いぶかしく思う歩。そんな中、患者をきめ細やかに観察するスーパーナース・静は、二宮が社内ニートであることに気がつく。
まもなく静は、神保が執刀する手術にオペ看として加わる。助手を務める若手外科医・小山衛(渡辺大知)のたどたどしい手つきを見かね、単独で手術を鮮やかに終える神保。その様子から静は術後、“異変”に気が付く。一方で、歩も徐々に若手外科医たちの行動に違和感を覚えはじめる。
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