コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、実話のリポ漫画『知らない人と闇鍋をやるレポ』を紹介する。作者の山本科学さんが、8月20日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、山本科学さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
「僕は常々思う。世の中の『闇鍋』は全く闇じゃない」と言う作者の山本さん。数年来の友人が用意する食材は性格を考えると大方予想がつくのだとか。
「本当の『闇鍋』は知らない人とやることだと思う」と語る山本さんは、“真の闇鍋”をするためにX(旧Twitter)で募集をして、知らない人を上野駅に集めた。
山本さんは当日上野駅に集まった約20名に「今から2時間後に食材を持って集合してくれ!」と指示をする。「何を持ってきても良いけど…」「これだけは約束してくれ!『人は殺さない!!』」を合言葉に、全員が買い物へと向かった。地下食品街があるため開催場所を上野にしたという山本さんは、「センマイ」を購入。
2時間後に再集合し、購入した食材たちを手に一軒家に入った参加者たち。参加者は全員2階で待機し、1人ずつ食材を入れる。そして闇鍋を食べない人が1階で調理するという流れでおこなっていく。
すると1人目の参加者が食材を持って1階へと降りた30分後、「鍋が臭すぎる!」「誰か長ネギを持ってきてください!」と下から調理役の悲鳴が聞こえて…。
この闇鍋リポ漫画を読んだ人たちからは、「こんな企画のために愛知から来た人やべぇ」「生きて帰れたのすごい」「解散の頃にはもう知らない人じゃなくなりそう」「最高の企画だ」など、多くのコメントが寄せられている。
――『知らない人と闇鍋をやるレポ』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
想像もつかない本当の闇鍋がやりたいという気持ちがずっとありました。
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
不穏な空気が伝わるように努力しました。
――暗闇から阿鼻叫喚の声が聞こえてくる状況を想像したら鳥肌が立ちました。山本さんが特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
5ページ目の参加者が匂いだけでゲロを吐いたところが印象的でした。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
実際の出来事を漫画にしているので、できるだけ色んなことをしようと思っています。
――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
その時の雰囲気がでるように描いています。
――今後の展望や目標をお教えください。
刺激的なことをたくさんしたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
第二回闇鍋をやる時はぜひ遊びに来てね~!
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