玉森裕太“海里”、黒髪姿で笑顔を見せていた過去と金髪クズな現在の対比が切ない<あのクズを殴ってやりたいんだ>

2024/10/24 11:48 配信

ドラマ 動画 レビュー

笑顔がかわいい、黒髪時代の海里(玉森裕太)(C)TBS

奈緒が主演、Kis-My-Ft2玉森裕太が共演する新火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)。10月22日放送の第3話では、海里(玉森)の過去が明らかになった。(以下、ネタバレを含みます)

完全オリジナルで描くガチンコボクシングラブコメディー


同ドラマの主人公は、結婚目前に“クズ”な彼氏の浮気が発覚して破局。そんな人生どん底のタイミングで金髪の謎の男に出会い、それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始めることに。ボクシングも恋愛も、痛くても立ち向かいぶつかり合う、ボクシングラブコメディーとなる。

奈緒は、真面目で真っ直ぐな性格を持つ市役所勤めをする29歳の主人公・佐藤ほこ美を、玉森は、昼はカメラマンとして働き、夜はバーテンダーのアルバイトをしている金髪の葛谷海里を演じる。

ボクサー時代に見せていた海里の笑顔


第2話で海里と同居し、カメラの仕事のアシスタントもしている悟(倉悠貴)が「海里さん、人殺してるんです」と言っていたこと。それにつながる出来事が第3話後半で明らかになったが、前半にあった回想シーンが切なさを際立たせた。

海里自身が過去を思い出す場面もあったが、より印象的だったのは、ほこ美が正式入会したボクシングジムでトレーナーをしているゆい(岡崎紗絵)の回想だ。きっかけは、ほこ美のバンテージの巻き方が海里と同じだったこと。

バンテージは選手の数だけ巻き方があるというが、海里は手の甲の部分をかなり厚くガードしていた。バンテージを巻く海里に「いくらなんでも厚すぎじゃない?」とツッコむと、海里は「痛いの、やだもん」と屈託なく笑った。さらに、ミット打ちで懸命にパンチの練習をしている姿も。何人もの女の子とデートする現在とは丸っきり違う姿だった。