ライブも後半戦に突入し、次のブロックはセクシーな黒のワンピース風の衣装へとチェンジ。レーザーに照らされる中、「キミとセカイ」「ROCK THE BOAT」「Guns N' Diamond」の3曲を男性ダンサーと2人でパフォーマンス。時に、男性ダンサーと触れ合うような激しいペアダンスも見られ、モノノフは声援を送りつつも息を飲んでじっと見つめる。
続く、後半の幕間映像も高城の一人語りで進行。ももクロのライブ映像などが映し出されると、虹が掛かった青空が広がり、飛行機は無事に元の世界線へと戻り、最後のブロックへ。
再び、キャビンアテンダント風の衣装で登場した高城は「Tail wind」「everydayれにちゃん」というおなじみのソロ曲を続けて歌唱。「everydayれにちゃん」のサビでは、紫一色に染まったペンライトが左右に揺れる圧巻の光景を見せる。ラストに向けて、モノノフの“れにちゃんコール”にもますます力が入り、飛行機が着陸した映像が流れると、最後は配信されたばかりの新曲「君色のひかり」でフィナーレを迎える。
すると、すぐさまチーフパーサーの高城から「アンコールへとトランジットされるお客さまは、そのまますてきなコールと共にお待ちください」との場内アナウンスが流れ、盛大な“れにちゃんコール”が沸き起こる。
アンコールで高城は、ツアーグッズのTシャツを身にまとい、大きなリボンで結んだポニーテール姿で登場し、今回のツアーのテーマ曲「ポジティブ・アテンションプリーズ!」へ。高城は所狭しとステージ上を動き回りながら、客席に向けてカラーボールを投げていく。
さらに、グッズのペンライトを振りながら「一緒に」へ。「生きてく強さになれるなら一生懸命この手を伸ばすからずっとこのまま笑顔でいられるように一緒に手と手をつないで歩んで行こうよ」という最後の歌詞が心に響く。
ここでようやく、最初にして最後のMCパートへ。お約束のももクロの自己紹介後、緊張してあまり眠れなかったと語りつつも「でも、われながら楽しくできた」と笑いを誘う。そして、モノノフへのプレゼントとして「ポジティブ・アテンションプリーズ!」のMVを初公開。
高城の解説付きで、フル尺で見るというお楽しみ時間の後は、高城がモノノフへの思いを込めて作詞したという新曲「message」を初披露。高城らしいポジティブな言葉が詰め込まれた歌詞と明るくポップな曲調で、初めて聞いたモノノフもペンライトを振って盛り上げる。
最後にまた紫一色の美しい光景が広がる中、「Daytime flight(昼公演)」の<いない。>は終了。バンドメンバーを送り出した後の最後のあいさつで、高城はモノノフへの感謝の気持ちを伝えると共に、「もう逃げちゃいたい、やめちゃいたい…と考えていたあの日の自分はここにはもう<いない。>と声を大にして言いたい。モノノフの皆さんのおかげです。ありがとうございました」と締め括った。
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