映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章」の応援御礼舞台あいさつ、爆音上映舞台あいさつが10月26日に都内で行われ、矢野妃菜喜(高咲侑役)、大西亜玖璃(上原歩夢役)、相良茉優(中須かすみ役)、指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)、法元明菜(鐘嵐珠役)が登壇した。
10月19日、20日の7thライブ以降、初の舞台あいさつとなった今回。応援御礼舞台あいさつでは、矢野、大西、相良、指出、法元が満員の観客に迎えられ登場。
今回は全員冬制服を着用していて、作中の季節により近づいたと語り合っていたキャスト陣。映画の公開開始から51日たった今、何回見たかを客席に向かって問い掛けたところ、67回や85回といった想像以上の回答が返ってきて驚く。
そこから何度も見ると新しい発見があるという話題になり、法元はあるシーンで巡回バスの中に赤嶺天(歩夢らが沖縄で出会う少女)を見つけたと発言。すると、指出が「私は1回目に見たときに気付いていました」と話し、一同が「さすが」と称賛する。
また、歩夢と侑のぬいぐるみの話題では、大西から「あの侑ちゃんは、歩夢ちゃんが愛を込めて作ったのかな」と、想像が膨らむ一言が飛び出した。
その後、7thライブの話題に。ちょうど1週間前の今ごろは開演直前だったという話になり、相良から開演直前には、客席から見えないギリギリの所で写真を撮っていたと、“ニジガク”キャストたちの和気あいあいとした雰囲気が伝えられる。
そのライブ本編はステージのモニター演出が素晴らしく、映画の世界に入り込んだように感じたと話す矢野。そして、映画の曲だけでなくTVシリーズの曲も披露されたことで、メンバーの成長をあらためて感じられたという矢野の言葉に、客席は強く共感した。
指出からは、エマのソロ曲「Cara Tesoro」の三線パフォーマーとの共演の話があり、エマと天が作中でそうしたように、指出もパフォーマーと目線を合わせたり、手の角度を合わせたりといった努力があったことを明かす。
続いて、法元からはランジュのソロ曲「PHOENIX」で背中を押されて走る振り付けに関するエピソードが。押されたように見えるよう、何度も鏡や動画を見て確認したとのこと。そんな全力でライブへと向かう法元の姿を見て、共に練習していた大西は感動していたと内心を打ち明けた。
リハーサルを重ねるごとに上達する法元の姿に、自分もより頑張ろうと感じたそうで、大西は「歩夢ちゃんとランジュちゃんもこうやって一緒に練習をする中でお互い励ましあったのかな」と思いをはせる。
なお、歩夢のソロ曲「Stellar Stream」にて、過去の歩夢を振り返る動きや歩夢の分身まで大西が演じることで、作中再現に力を入れたと語った大西。この演出について、矢野は「天才…」という感嘆の声をこぼした。
舞台あいさつも終わりの時間が近づき、相良が「10月末で上映が終わる劇場も出てきますので、今のうちにいっぱい見てください!」とアピール。大西も「第2章が来年の冬には公開予定ですので、そちらを楽しむためにも第1章をたくさん見て、備えていただければと思います」と笑顔で加えた。
その後、メンバー全員が「ありがとうございました」と手を振ると、大勢の観客による拍手で会場は包まれ、温かい雰囲気の中で舞台あいさつは幕を閉じた。