奈緒が主演を務める火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)に岡崎紗絵が出演中。同作で岡崎はボクシングジムのトレーナー・羽根木ゆいを演じており、玉森裕太(Kis-My-Ft2)演じる海里との関係性にも注目が集まっている。このたび、WEBザテレビジョンでは、“火ドラ”への出演は意外にも初めてだという岡崎にインタビューを実施。自身が演じる役どころや共演者とのエピソードに加え、人生の“転機”についても語ってくれた。
結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公が、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男に出会い、彼との出会いをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始める。同ドラマは、恋もボクシングも本気で向き合う姿をオリジナル脚本で描くガチンコボクシングラブコメディー。
奈緒は、ひょんなことがきっかけでプロボクサーを目指すアラサー女子・佐藤ほこ美を、玉森は、昼はカメラマンとして働き、夜はバーテンダーのアルバイトをしている金髪の謎の男性・葛谷海里を演じている。
また、ほこ美が通うボクシングジムの会長の娘・ゆいを岡崎が演じる他、ゆいの父であり、日本チャンピオンをとった経験を持つ元ボクサー・羽根木成役で渡部篤郎が出演し、ストーリーを盛り上げる。
――今作で演じているゆいがどのような人物か教えてください。
すごく芯があって、ボクシング熱のある女性です。ジムの経営があまりうまくいっていない中でも、ボクシングへの愛が強いがゆえに、フィットネスにも力を入れたいというお父さんと方向性の違いが生まれてしまっているのですが…活気のあるジムを取り戻したいという強い思いを忘れないよう意識しながら演じています。
――ひょんなことからボクシングを始めることになったほこ美に、現状ゆいは強く当たっていますが…。
最初、ほこ美は「どれぐらいで殴れるようになりますか?」と聞いたりしているので、きっとゆいはそういう動機でボクシングをしようとする人をジムに入れたくないはず。だからこそ、「またですか…」じゃないですけど、跳ね返す勢いで冷たく当たっているんだと思います。
「ジムに入会させてほしい」と正式にほこ美が言ってきたのは第2話。お父さんに入会の手続きを踏まれ、しかも自分が彼女を見ることになって…。今はまだ、ほこ美を認めていないので、つい強く出ちゃうんじゃないかなと思います。
――トレーナー役を演じる上で意識していることは?
まず、技術面でいうと私は指導する側なので、ちゃんと見せられる形にもっていくために、本番直前まで指導でついてくださる方にフォームを教わっています。“ちゃんとトレーナーに見える”ということは、自分の中で一番高いハードルだと思っていて。
トレーナーさんって視野を広く持つ必要があって、選手のメンタル面をサポートしている部分もあると思うんです。(トレーナーは)選手の全てを俯瞰で見れている人だと思っているので、説得力のあるお芝居ができるよう、ドシっと構えるようにしています。
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