――“火ドラ”へは1月期「Eye Love You」以来の出演で、1年も経たずにカムバックとなりましたが、この枠への思いも強いのでは?
自分がいち視聴者としてこの枠で放送されるドラマのファンだったので、「Eye Love You」のお話をいただいたときも“私がTBSの火曜10時枠に出られるの?”と正直すごく驚きました。
思い入れのある作品である「Eye Love You」で出会った岡本監督と、またお仕事をさせていただける、しかも“火ドラ”ということで夢みたいなご縁だなと思っています。
――「Eye Love You」は国内外から大きな反響がありましたが、反響の大きさを実感した出来事があれば教えてください。
今年、友人に会いにカナダへ一人旅に行ってきたのですが、その際に友人が通っている語学学校へ遊びに行ったんです。
そこには韓国人の生徒さんもたくさんいて、「あなたは何をやっているの?」と聞かれたときに「私は日本で俳優をやっているんだ」と答えたのですが、“もしかしたら、チェ・ジョンヒョプさんを知っているかも!”と思い、「私、実は『Eye Love You』っていう作品に出ていたんですけど…」と伝えたら、「見たよ!眼鏡の子!?」とリアクションしてくれて。
まさかカナダで「Eye Love You」の話をするなんて思ってなかったので、すごくうれしくて…世界中に見てくれている人がいて、いろんな方々に愛される作品になったんだなというのを実感しました。
――2019年に連続テレビ小説「なつぞら」で本格的にお芝居を始めて以降、さまざまな作品に出演してきたかと思いますが、その中でも特に影響を受けた方がいれば教えてください。
たくさんいらっしゃるのですが…「Eye Love You」では、二階堂ふみさんとチェ・ジョンヒョプさんの背中を見て、いろんなことを学ばせていただきました。
あとは、「ムショぼけ」(2021年、ABCテレビほか)という作品に出演したときに、北村有起哉さんと親子役でご一緒したのですが、有起哉さんは共演する前から大好きな俳優さんで、そんな方と共演できるということで毎日うれしさをかみしめながら撮影現場に通っていました。
お芝居でもたくさんアドバイスをいただきましたし、終わった後に「唯のお芝居がめっちゃ好きだったから、これからも素直にそのまま成長していってください」と声を掛けてくださって、その言葉を今でも抱きしめるかのように大切にしています。
またご一緒できるように頑張りたいなと思う存在ですし、すごく尊敬している方なので、有起哉さんとご一緒していろんなことを学べたということは、自分の中でも大きいですし、影響を受けたなと感じています。
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