公開中の映画「パーフェクトプロポーズ Dream Edition」公開記念舞台あいさつが10月26日に都内で行われ、W主演の金子隼也と野村康太、そして宝来忠昭監督が登壇した。
本作は、累計発行部数21万部を超える鶴亀まよによる同名BL漫画を原作に、FODにて配信中のドラマ「パーフェクトプロポーズ」の再編集版。子どものころに将来を誓い合った2人の再会から始まる純愛スパイスラブストーリー。仕事でパワハラ上司にプレッシャーをかけられ、眠れない毎日を送る主人公・渡浩国が、ひょんなことから同居することになった家事能力抜群の年下クール男子・深谷甲斐によるおいしいごはんで、疲れた心を癒やす模様を描く。
人生に疲れた仕事漬けのサラリーマン・渡浩国を金子、生意気だけど愛と手料理で彼を包み込む年下男子・深谷甲斐を野村が演じる。メガホンを取ったのは、「罠の戦争」(2023年、フジテレビ系)などで演出を務めた宝来監督。また、「オールドファッションカップケーキ」(2022年、フジテレビ)などの宮本武史が脚本を務める。
登壇したのは宝来監督と、主演を務める金子と野村の3人。終始なごやかなムードで、約30分に渡ってトークが繰り広げられた。
冒頭のあいさつは金子から。「僕は雨男なのですが、監督と野村君がいるから今日は何とか雨も降らずにすみました。撮影からは1年くらいたっていて、そこからドラマが配信されて反響が大きいことを知り、そこからさらに映画が公開となって、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と話し、穏やかな雰囲気で舞台あいさつは始まる。
その後、話題は「原作からどのように映像化しようと思ったか」という監督の感想に。
宝来監督は「原作が本当にすてきなお話だったので、この世界観を崩さずに、原作の空気感をしっかりと踏襲したものにしたいというふうに強く思いました」とコメント。
さらに、金子と野村のW主演というキャスティングが決まった際の心境について聞かれると「空気感を大切にしたいというのがまずあったので、2人が決まった時は“いけそう”と思いましたし、楽しい雰囲気の現場にしたかったので2人が良い子だったらいいなとも思っていました」と明かし、すかさず野村が「大丈夫でした?良い子でした?」と返して場を沸かせた。
撮影中の監督との印象深い出来事について聞かれた野村が「後ろから抱きしめる場面など2人が触れ合うシーンは、最初僕がぎこちなかったので、監督がこういうふうにすれば良いという動きを実演してくださって、それがとても演技の助けになりました」と打ち明けると、監督は「あんまり言わない方が…お客さんの夢が壊れちゃうかも」と返答。
今回が初共演となる金子と野村は互いの印象について、「こんなにスラッとした19歳がいるんだということに最初は驚いて、かわいくて、人懐っこくて、甲斐役がのむたん(野村)で本当に良かったです」(金子)、「本当にお兄ちゃんみたいな存在で、いつも面倒を見てくれるし、隼くん(金子)がいるから大丈夫って、身を委ねてしまっていました」(野村)とそれぞれ語る。
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