撮影中は監督も入れて3人が横並びで座っていることが多かったという状況の中で、金子は「テスト前の時などに、監督が“こういう感じ”というのを実演してくださるので、それをモニター越しで撮る、というのが流行っていました」と振り返り、MCからその動画がSNS上でも拡散されていることを聞くと、宝来監督は「撮られていることを知らなかった。クレーム入れようかな…」と3人の関係性の良さを感じさせるエピソードが続く。
舞台あいさつの後半では、主演2人のそれぞれのお気に入りシーンを発表。その場で生演技による再現が行われた。
金子のお気に入りは、「浩国が案内しているにもかかわらず、自分のタイミングでずかずか入ってくる感じがとても甲斐らしい」という理由で、初めて寝室に甲斐を連れてきて案内をするシーン。一方、野村は2人が初めて添い寝をするシーンをピックアップ。
再現にあたって2人は、そばにいたスタッフから台本を借りて入念に流れを確認。本番さながらに監督の「よーいスタート!」という声と共に演技を披露する。2人の息の合った生演技と、実際のシーンを思い起こさせるような距離の近さに、会場からは声にならないため息のような歓声が上がった。それぞれ真剣なシーンではあったものの、2人は恥ずかしさによって最後には吹き出してしまい、この日一番の盛り上がりを見せた。
最後に一言ずつコメントを求められると、宝来監督は「見どころは全部と言いたいところですが、金子さんと野村さんだったからこそ撮れた“かいひろ”の2人のシーンを丁寧に積み上げてきたので、映画館のスクリーンでも、配信でも、何度も何度も見ていただけたらうれしいです」と語る。
野村は「映画館ならではの大画面と音響でぜひ“かいひろ”のかわいいやり取りを楽しんでいただければうれしいです。大画面でヒロのかわいい表情を見られるなんて贅沢ですよね」とアピール。
そして、金子が「配信でも、映画でも、いろんな形で楽しむことができるので、これからも『パーフェクトプロポーズ』という作品を皆さんの中で愛していただけたらうれしいです。あと大画面で格好良い甲斐を見てください」とコメントし、互いを称え合いながら舞台あいさつは幕を閉じた。
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