お笑いコンビのマヂカルラブリーがメインパーソナリティを務める「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が10月24日にライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。
この日、野田クリスタルと村上は共に白いTシャツ姿で登場し、野田がゲスト出演した10月26日放送回の「アナザースカイ」(日本テレビ系)についてのトークを展開。村上が「野田さんが『アナザースカイ』に出演ということで…」と口火を切ると、「いいですねぇ〜。オシャレ番組じゃないですか?全芸能人が憧れる…」と続ける。
「アナザースカイ」では海外ロケに行くイメージが強いが、野田は東京・中野と檜原村へ。その理由について野田は「『アナザースカイ』って、もちろん意味合いはいろいろとあると思うけど、番組の内容自体はその人を掘り下げるっていう趣旨ですから、掘り下げるのであれば中野にはなるよね。俺のお笑いの始まりだし。あと、マヂカルラブリーも組んでるのは中野だし。劇場もあるから」と説明する。
それを聞いた村上が「私の2005〜2006年ぐらいの香盤表みたいなやつくれたもんね。あれ、助かりました。うれしかったですね。私が前組んでたトリオの名前・コバヤシーンって書いてありましたから。懐かしかったですね」と口にすると、野田は「そうなんですよ。これびっくりしたんですけど…中野( Studio )twlって場所に行ったんですよ。元々マヂカルラブリーが組んだ場所。中野twlで村上が俺を出待ちして『コンビ組んでください』って言って、組んだんですけども」とマヂカルラブリーの結成秘話を披露。
そして「その中野twlに本当に十何年ぶりに行ったら、当時のライブの香盤表が残ってて、そこに村上の前のトリオの名前とか僕の前のコンビの名前とか。それこそオードリーさんとかサンドウィッチマンさんとかが出てるチラシが全部残ってて」と興奮気味に語る。
村上が「すごいですよね〜やっぱり(中野twlは)博物館ですよね」と相槌を打つと、野田は「お笑い博物館でした。もっと言うと、10年以上前の自分の平場とかのVTRも残ってるので。ネタはどっかに残ってることが多いじゃないですか?でも、ネタ終わりとかの普通の平場まで残ってる」と付け加える。
村上は「お笑いライブ、1時間半だか2時間が一本丸々VTRに残ってるってことですもんね?それはすごいことですよね〜」と感嘆の声を上げると、野田も「中野twlは、20年以上前のオードリーさんの平場が観られる」と明かす。村上は「尖ってる時代とか皆さんあっただろうからね、やっぱり見せられない映像とかもたくさんあるんでしょうから」と呟くと、野田は「これはねぇ〜見せられないですね、多分」と口にした。
また野田は司会の今田耕司について「今田さんに一番伝わらなかったのが、事務所に入るっていうのがどんだけすごいことかっていうこと」と話し出す。村上が「なるほどね。もう(吉本興業には)養成所で入っちゃってるから、基本入れるもんだってやっぱりなっちゃうよね」と頷くと、野田は「吉本興業は養成所に入れば(そのまま事務所にも)入れますけど、たとえば他のワタナベエンターテインメントとかサンミュージックとか、基本は入れないんですよ。僕らもオーディションを受けてましたけど」と打ち明けた。
続けて野田は「事務所に入れるのって、多分『M-1グランプリ』3回戦レベルじゃない?3回戦以上ぐらいの実力で、ようやくプロダクションに所属できる感じなので、まずそもそもプロになるっていうこと自体、東京じゃ超むずいんですよね」と力説。村上も「選ばれし人間だっていうね」と共感し、野田が「初めてテレビで、こんな東京お笑い芸人事情みたいなこと話したんじゃないかな?」と振り返っていた。
イチナナ限定アフタートークでは、「ニッポン放送 SPECIAL WEEK」でゲスト出演したFUJIWARA・藤本敏史とリボルバー・ヘッドが本編に引き続き登場し、お笑い講座が開講された。先輩である藤本に吉本若手マッチョ部のリボルバー・ヘッドを紹介するという名目で今回ゲストとして呼び出された2人だったが、本編ではリボルバー・ヘッドのただ速いだけのツッコミに藤本が耐えかねて、“お笑い”をレクチャーするという流れに。そんな本編を振り返り、村上が「リボ、流石に勉強になったでしょ?」と尋ねると、リボルバー・ヘッドは「勉強には本当になりました」と頷く。
野田が「今日はリボ(リボルバー・ヘッド)が成長する回だと思ってたんですけど、最初よりも藤本さん…(ツッコミが)速くなってますね」と一言。それを聞いた瞬間、藤本は「ナメんなよ、お前!」と食い気味でツッコミを入れる。すると野田は「めっちゃ速い(笑)!」と爆笑し、村上も「速強い!」と声を弾ませた。
そんな2人に藤本が「おいこらボケカスが!速いやないねん!」とツッコミを重ねると、ふとリボルバー・ヘッドが「口悪過ぎじゃないですか…?そこまで言う必要ないでしょ!」と指摘。その言葉に藤本が「真面目に言わんでええねん、そこは!ホンマに思ってないから!」と説明し、また藤本によるリボルバー・ヘッドへのお笑い講座が始まった。
配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず「リボ×フジモン回最高すぎる(笑)」「マヂラブ×フジモン×リボ…めちゃくちゃ面白いwww」「神回!」などの温かいコメントで盛り上がりを見せていた。
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