『富山編』あらすじ
その土地の“おいしい”を探して、東京の百貨店バイヤー・結稀宏人(古川雄大)がやってきたのは富山・射水。日本海にのぞむ新湊漁港を訪れると、仲買人・遥来(葉山奨之)と漁師・壮太(濱尾ノリタカ)の幼なじみの二人が、地元の魚の売り出し方を巡ってもめていた。
そして宏人は、富山の魅力を伝えたいという遥来に案内されて食材探しへ。だが、海や山の食材を試すものの「これが富山だ」というものはなかなか見つからない。そんな中、遥来と壮太を巡る二人の過去の出来事が明らかになる。
『新潟編』あらすじ
次なる舞台は新潟・十日町。食材を探しに新潟を訪れた宏人は、縄文土器で有名な新潟にひかれて移り住んできた美羽(高梨臨)と出会う。美羽は雪深いこの町で孤独を抱えていた。そんな美羽は、宏人を介して十日町で長年暮らすチヅ子(藤田弓子)と出会い、不思議な関係を築いていく。
一方、チヅ子は大切な存在・恵菜(新井美羽)との別れを前にしていた。宏人は悩みを抱く3人の女性たちに特別なスープをふるまい、それぞれの凍った心を溶かしていく。