NHK教育で放送中のアニメ「やさいのようせい/N.Y.SALAD」の3D映画が2月13日(土)から公開される。21日、同作のマスコミ向け試写会にナレーションを務める女優で歌手の原田知世が出席し、作品について語った。
同作は「ファイナルファンタジー」シリーズなどを手掛けるイラストレーター・天野喜孝氏が原作。天野氏がアメリカ・ニューヨークにあるアトリエのキッチンで仕事の合間にスケッチした野菜をキャラクター化し、満月の光が差し込む間だけ野菜の妖精たちが冒険を繰り広げるというファンタジックなストーリー。映画はテレビアニメのリマスター版3話(15分)とオリジナルストーリーの3D版(20分)の全2部。
テレビアニメ版を含む3年間、同作にかかわってきた原田は「芽キャベツやガーリックなど、キャラクターはみんな個性豊かで魅力的です。淡い色彩で描かれた妖精たちの世界をのぞいていると、とても癒やされますね」と作品の魅力を語る。
女優や歌手活動など幅広い活躍ぶりだが、ナレーションという仕事については、「大好きなんですよ。本作では全体のストーリーテラーの役割のほかにもキャラクターの声を演じることもあって、女優としてはできないような演技ができるところは特に面白いですね。これからも本作のナレーションをライフワークのようなものにできたら」と思い入れ深く語った。
また、“アラフォー”には見えない美しさの秘けつを尋ねられると、「楽しいと思える仕事をして日々を過ごしたり、一期一会を楽しんで出会いを重ねていくことが、生き生きと輝くためには大切なことなのかなと感じます」と照れながら答えた。
原田は2月11日(木)から最新アルバム『eyja(エイヤ)』を引っ提げて全国ツアーを行うが、「合間を縫って、おいっ子やめいっ子を連れて(本作を)劇場に見に行きたい。わたしもまだ3D映画の完成版を見ていないので、劇場で早く見たいです」と“飛び出す”3Dへの期待を語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)