新たに嫉妬という感情を覚えた朔弥。第5話でも奈雪に興味津々で、夕食の準備をする奈雪を手伝いたくてソワソワした素振りを見せる。いてもたってもいられなくなった朔弥は「私は何をすればいい?」と声をかけ、餃子を作る奈雪と一緒にキッチンに立つことに。
手慣れた様子で餃子を包んでいく奈雪を見よう見まねで作ってみる朔弥だったが、思うようにいかず苦戦。奈雪は、具材を入れ過ぎてしまっている朔弥を注意するでもなく優しくほほ笑みながら見守るのだった。
この優しい穏やかな時が流れるシーンに、「身長差萌えるー」「パーソナルスペース狭い朔弥さんかわいすぎる」「キュンとしてる朔弥かわいい 表情柔らかくてとてもよい~!」「その笑顔反則な」「一緒に餃子作る姿が幸せそうすぎる」など、癒される視聴者が続出。
この二人の様子を見ていた弟・陸は、都市伝説などに詳しい親友・亀山宗佑(森田甘路)の元を訪ね「最近姉ちゃんたち仲いいんだよな~」「万が一死神と恋に落ちたら助けてくれたり…するかな?」と淡い期待を抱く。しかし「だから死神は死を操れないって言っただろ」と亀山にあっけなく否定されてしまう。
陸が通う美大の同級生として登場した亀山。オカルトオタクで陸のよき相談相手として描かれていたが、第5話エンディングで朔弥が働く会社の前に現れ、「人間に深入りしてるみたいだな。やめておけ。俺たちは死神なんだから」と誰も予想しなかった発言をするのだった。
これまで完全にノーマークだった亀山によって明かされた衝撃の事実に、「オ!レ!た!ち!?」「まって、どゆこと(笑)」「え???亀山死神なの???」「びっくりして声出た笑笑」「最後情報量多い笑」「朔弥さんだけが死神じゃないっていうまさかの急展開」と視聴者は驚愕。
これまでは人間界に降臨した死神・朔弥が人間の感情などを学びながら奈雪との距離を縮めていくロマンスやドラマを楽しめるような展開だったが、ここにきて死神という存在の持つ不穏な雰囲気が全面に表れ、ミステリー要素が強く見られるように。後半戦を前にした大きな急展開に翻弄された視聴者が相次ぎ、盛り上がり最高潮で幕を下ろした。
◆文=KanaKo
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