玉森裕太“海里”が抱える深過ぎるトラウマから奈緒“ほこ美”に悲しい宣言<あのクズを殴ってやりたいんだ>

2024/10/30 11:57 配信

ドラマ レビュー

7年前にできた心の傷を抱えたままの海里(玉森裕太)(C)TBS

奈緒が主演、Kis-My-Ft2玉森裕太が共演する火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第4話が、10月29日に放送された。海里(玉森)がボクサーだった7年前の詳細が明らかに。それが原因で、ラストはほこ美(奈緒)にとってつらい言葉が向けられた。(以下、ネタバレを含みます)

完全オリジナルで描くガチンコボクシングラブコメディー


同ドラマの主人公は、結婚目前に“クズ”な彼氏の浮気が発覚して破局。そんな人生どん底のタイミングで金髪の謎の男に出会い、それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始めることに。ボクシングも恋愛も、痛くても立ち向かいぶつかり合う、ボクシングラブコメディーとなる。

奈緒は、真面目で真っ直ぐな性格を持つ市役所勤めをする29歳の主人公・佐藤ほこ美を、玉森は、昼はカメラマンとして働き、夜はバーテンダーのアルバイトをしている金髪の葛谷海里を演じる。

ゆいが明かした7年前の海里に起きたこと


ほこ美が通っているボクシングジムのトレーナー・ゆい(岡崎紗絵)は、ほこ美のしつこさに根負けして自身と海里の過去を話した。

ゆいの父・成(渡部篤郎)が営むジムに所属していたボクサー・平山大地(大東駿介)に家出していたところを拾われてボクシングを始めた海里。プロのボクサーを目指していたゆいも、海里と共に大地のことを兄のように慕っていた。やがて、大地は上を目指して別のジムに移籍し、ゆいと海里は2人で頑張ろうと励まし合う。

そんなとき、ゆいは失明の可能性が高い網膜裂孔(もうまくれっこう)のため、ボクサーの道を絶たれてしまう。自暴自棄になったゆいに、海里は「俺は、ゆいと一緒に戦いたい」とセコンドになる提案をした。

2人がボクサーとセコンドとして再び頑張る日々。海里はいつもボクシングのことばかりを考えるほどに、ボクシングが大好きだったという。だが、7年前の11月、海里が待ち望んでいた大地との対戦で死闘の末に海里が勝利するが、試合直後のリングで大地は倒れ、病院に運ばれるも息を引き取った。試合で最後に海里が放ったアッパーが運命の一撃となってしまったのだ。

それ以来、ゆいはセコンドに入らず、海里はボクシングの世界を離れて、アルバイト代をすべて大地の母に送っていた。