千葉・幕張メッセにて開催する「東京コミックコンベンション2024」(以下、「東京コミコン2024」)が12月6日(金)~12月8日(日)の3日間で行われる。今回、新たなセレブとしてジョシュ・ブローリン、ベネディクト・カンバーバッチの来日が決定。さらに、両名ともに全ての日程に参加することが明らかになった。
1970年にアメリカで誕生した「コミコン」は、漫画を中心としたポップカルチャーのイベント。アメリカ・サンディエゴでは毎年7月上旬に開催されていて、13万人以上の来場者が集まる大イベントに発展。近年はフランス、イギリス、台湾などでも開催されている。
そんな「コミコン」の日本版として2016年にスタートした「東京コミコン」は、アメリカンスタイルをベースとしながらも、テクノロジーとポップ・カルチャーの祭典として展開。既存の漫画、映画、アニメーション等のイベントとは一線を画し、革新性と楽しさを共有する空間を創出していて、全世代を通じて楽しめる知的好奇心を刺激するイベントとなっている。
イベントでは、毎年海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレーヤー同士の交流の場などが設けられている。5月には「大阪コミコン2024」が開催され、マッツ・ミケルセンら総勢11人のセレブが参加。実に61,828人ものファンが駆け付けた。
1985年に映画「グーニーズ」で銀幕デビューを果たしたジョシュ・ブローリンは、コーエン兄弟製作の映画「ノーカントリー」(2007年)や「トゥルー・グリット」(2010年)、アメリカ版「オールド・ボーイ」(2013年)、「DUNE/デューン 砂の惑星」(2021年)など、数多くの映画に出演。
ヒーローから悪役まで、幅広いキャラクターを演じているブローリンだが、「アベンジャーズ」シリーズにて、全宇宙の生命を半分にするという野望を抱く極悪非道なヴィラン・サノスを怪演。アイアンマンやキャプテン・アメリカらアベンジャーズと壮絶な闘いを繰り広げる姿は、観客に強烈な印象を残した。
一方、イギリス出身のベネディクト・カンバーバッチは、2004年にテレビ映画「ホーキング」で物理学者のスティーブン・ホーキングを演じ、イギリス国内で高い評価を受けた実力派俳優。2010年より放送が開始されたテレビドラマシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」で“現代版”シャーロック・ホームズ役を好演し、大ブレークを果たした。
2016年にはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ドクター・ストレンジ」で元天才外科医の魔術師ドクター・ストレンジ役を演じ、以降数々のマーベル作品に出演。ファンの間では“ベネ様”の愛称でも親しまれ、ドラマファンから映画ファンまで幅広い世代から支持を得ている。
「東京コミコン2024」では、そんな2人が全ての日程で来場。当日は会場において写真撮影会およびサイン会等が予定されている。
なお、MCUシリーズ過去作はディズニープラスで配信中。
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