テレビ朝日系で放送中の「徹子の部屋」が2月2日(火)に放送開始35年目に突入し、1日(月)から5日(金)まで「放送35年目突入記念WEEK」が放送されることが分かった。
同番組は'76年2月2日に始まったトークバラエティーで、女優・黒柳徹子がゲストと共にトークを繰り広げる。「放送35年目突入記念WEEK」初日の1日(月)に第1回のゲストの故森繁久彌さんを名場面集と共に振り返る。2日(火)には、次長課長・河本準一が司会を務める「準一の部屋」として、黒柳と、放送がスタートした日に生まれた河本の相方・井上聡がゲストとしてトークを展開する。3日(水)は、中村玉緒と黒柳が大好きな故勝新太郎さんの思い出を語り合う予定。そして、4日(木)と5日(金)は「秘蔵ライブラリー」と題して、現在までに出演した約4000人のゲストたちの豪華なトークと貴重なエピソードを大竹まことと共に紹介していく。
2日(火)放送の河本が司会を務める「準一の部屋」は、第1回の放送当時の新聞ラテがスタジオに登場し、当時を回想。また、芸人の間で話題となっている「徹子の部屋芸人」についてや、長年変わらない黒柳の髪形の謎に河本が迫っていくほか、黒柳が大喜利に初挑戦する。黒柳の素顔が垣間見え、新たな一面が満載の内容となっている。
収録を終えた黒柳は「井上さんがお生まれになった日と同じ日に『徹子の部屋』が始まったということは、井上さんの人生分ずっと番組をやっていたということ。ずいぶん長くやってたんだなって実感しました。一度も休んだこともなく、穏やかに来られた35年だと思っています」と振り返り、「いろんなこと全てに感謝していますし、お頼みしたゲストの方が必ず来てくれて、皆さん心を込めて話してくれたことに感謝しています。それから、続けてくださったテレビ朝日にもとても感謝していますし、日本中の『徹子の部屋』を見てくれている方々に心からお礼申し上げます」と心境を述べた。
今回ゲストとして出演したことについて、黒柳は「ゲストの方が楽だなって。『徹子の部屋芸人』ということで、よく芸人の方たちにつらく当たるということで、仕返しされたら嫌だなぁって思っていたけど、お2人にそういうお気持ちがなかったようで、やりやすかったです」と本音を漏らした。
司会を務めた河本は「僕らが普段聞けないこともたくさん聞けました。黒柳さんが食べたこともないものもあったので、3人で食べに行けたらいいですね。大喜利も初めてだと聞いていたので、『大喜利やらせてください!』と次長課長でスタッフにお願いしました」と明かし、井上も「斬新な答えが見たかったんです! 見られて良かったです」と笑顔で語った。
また黒柳は、「目標としては、50年までやりたいですね! やって下さるなら、65年でもいいんですけど、100(歳)過ぎちゃうかな(笑)。希望は100歳までは現役でやれたらいいんですけどね。今はまだ、遠慮していることもあるから伺えないことも多いので、100(歳)になったらもうバリバリですね! ご覧になる方も長生きしてもらわないと、この人なんなんだってなってしまうんで(笑)」と会場を沸かせていた。
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