トム・ハーディが主演する映画「ヴェノム」シリーズの最終章「ヴェノム ザ・ラストダンス」。この度、11月1日(金)に全国公開される本作の本編映像が公開された。
ジャーナリストのエディ・ブロックに地球外生命体シンビオートが寄生し誕生したヴェノム。強靭で真っ黒な肉体と鋭い牙、長く伸びる真っ赤な舌で人を喰らう“最も残虐な悪”であり、マーベルコミックではスパイダーマン最大の宿敵となるダークヒーロー。
2018年に公開されたシリーズ1作目「ヴェノム」では、そのグロテスクな風貌が強烈なインパクトを与えた一方で、1つの身体に2つの人格、エディとヴェノムの奇妙な共存関係のユニークさと、狂暴でありながら愛くるしい一面を見せる特異なキャラクターが世界中の人々を虜にした。
2021年に公開された続編「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」では、大殺戮を招く最凶ヴィランのカーネイジとの激しい死闘の中で、エディとヴェノムは一心同体となり共闘、深い信頼関係で結ばれた最強最高のバディとして世界の危機を救ってみせた。
一足早く迎えた全米公開で初登場NO.1を記録した本作。この度、ファンの心をひときわ掴んで離さない、ヴェノムが馬に寄生して爆誕した“馬ヴェノム”登場シーンの本編映像が解禁された。
映し出されているのは、なぜかボロボロになり片方だけ裸足の状態でどこまでも広がる荒野を歩くエディ。目線の先におとなしく繋がれた馬を見つけたヴェノムが「4本脚の方が早い」とエディを促しそっと近づく。ヴェノムが「いいコだ、いいコだね」となだめながら優しく馬の首元にエディを動かし手を置くと、「サプライズ!」の言葉とともに馬の体に侵入し、体内に黒いシンビオートを広げていく。
優しい目をした馬はあっという間に、鋭い歯が不気味に並び、気味悪く伸びる長い舌をのぞかせた口を裂けるほどに開かせ、ヴェノムらしさあふれる表情に変化。巨大で真っ黒な体躯を震わせていななく“馬ヴェノム”は、伸ばした触手で持ち上げたエディを背に乗せると、弱々しい声をあげて慌てふためくエディをよそに颯爽と4本脚で駆け出していく。
一心同体の最強バディとして世界を救ってきたエディとヴェノムが向かう先には何が待ち受けるのか。