──共演する趣里さんや、ジェシ―さんの印象は?
本田:ジェシーさんとは同じシーンが少なく、お話できるタイミングがあまりなかったのですが、待機中にたわいもない会話をして気さくに話してくださったのが印象的です!
趣里さんは、もちろん待機中や、お芝居していない時間もそうですが、特に作品の中での主演としての在り方に強く印象を受けました。対峙してお芝居をさせていただいた時に、びっくりするくらい、自然に言葉と感情が湧き出てきました。趣里さん演じる神波先生に目を見られたときの、心の奥底まで見られているようなあの感覚は忘れられないです。カットがかかったあと、なぜかうれしくて楽しくて不思議な気持ちにもなりました。待機中は、たわいもない話を笑顔いっぱいで話してくださって、本当に素敵な方だと思いました。
夏生:趣里さんやジェシーさんはすごく柔らかい方で、現場をふんわり包み込むというような印象がありました。僕はとても人見知りなのですが、趣里さんから話しかけてくださったり、話を広げていただいたりしました。憧れの方々とご一緒することができて、本当にうれしい気持ちで撮影をしていました。
佐野さんとは控室で変身ポーズを見せていただけることになったんです。長年、テレビ越しで拝見していた方、そして変身を肉眼で見ることができ、とても幸せでした。
本田くんとは暑い中、実際にキーパーの練習をしました。ライバルという意識を持ちながらやった練習は、青春そのものだったように思います。
佐野:撮影の合間の控え室では共演者みんなで、サイコパス診断をして誰が1番サイコパスなのか決める心理テストをしていました。趣里さん、ジェシーさんは確か、大丈夫だった気がします(笑)。
──ドラマタイトルにちなみ、ご自身が“モンスター”になる瞬間は?
本田:ラーメンが好きなのですが、その中でもラーメン二郎を食べている時ですかね(笑)。卓上にラーメンが置かれてからは、食べ終わるまで一心不乱にラーメンと向き合って無言で食べ続けるので、そのときはモンスターになっていると思います(笑)。
夏生:何かに熱中するとハマりすぎて、周りのことに全く興味を示さなくなるくらい没頭してしまうのですが、その時は自分って側から見たらモンスターなのかなと思います。
佐野:オフの日に、朝イチで野球して、昼ボクシングして、夕方モルックして、夜サッカーして、そのあと友人とご飯食べにいこうかと迷っているときは、完全に体力モンスターだなと思います。
──第4話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願いします。
本田:物事への感じ方が全然違うキャラクターが集まってるので、自分は観て、どう思うのかを楽しみながら観ていただきたいです。そして、サッカーは未経験でむしろ苦手なスポーツだったので、そこはしっかり練習したので観てもらえるとうれしいです!
夏生:どこからが体罰だと思いますか?この問題もすごく曖昧なものだと思います。どうするのが良いのか、何をしたら良いのか。この問題に限らず、私生活の中でもこのような問題は度々あると思います。だからこそ、観てなにかを感じてもらい、そして自分なりの答えを探すきっかけになれば、うれしいです。
佐野:第4話ではスポーツ界で「伝統」と「現代社会の倫理観」が衝突します。その狭間で登場人物たちが各々の立場で悩み、葛藤しながらも、何が正しいのかを模索します。皆さんも是非一緒になって模索して楽しんでいただけるとうれしいです。
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