岡田将生と中井貴一が“クセ強ナース”を演じる痛快医療ヒューマンドラマ「ザ・トラベルナース」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)。10月31日放送の第3話では、ムードメーカー的存在のナース・福美(野呂佳代)の“運命の恋”騒動が描かれた。また、新米ナース・柚子(森田望智)の意外な経歴も明かされた。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、手術の際に医師を補助し一定の医療行為を実施できる「NP(=ナース・プラクティショナー)」の那須田歩(岡田将生)と謎多きスーパーナースの九鬼静(中井貴一)のクセ強看護師コンビが、“患者ファースト”の精神で医療現場を改革していく物語のシーズン2。
トラベルナース(人手不足の病院や施設で期間限定で働くフリーランスの看護師)である彼らの今シリーズの勤務先は、基幹病院である「西東京総合病院」。同病院では、新院長・薬師丸(山崎育三郎)が働き方改革を中心とした組織変革に次々と着手。現場の状況より自分の理想を優先して強引に改革を進める薬師丸に、静と歩は闘いを挑んでいく。
福美は、出会いを求めて登録していたアプリでやっとマッチングし、その男性と会う事に。だが、約束の場所に彼は来なかった。占いが趣味の寮母・たま子(池谷のぶえ)に「その男性が運命を大きく変えるかも」と言われて期待が膨らんでいただけに落胆も大きかった。
その翌日、ガッカリしながら勤務していると、ナースコールが。福美が病室に駆けつけると、患者の三原(馬場徹)が激しい腹痛で苦しんでいた。虫垂炎と診断され緊急手術を受けた後、彼は看護に来た福美に「今朝は痛すぎて幻が見えて、死ぬんじゃないかと思った。でも、僕の手を握って励ましてくれた人が天使みたいに見えてラクになれた」と語った。
手を握った本人である福美は「天使」と言われて嬉しくなりながら三原の顔を改めて見ると、昨日デートするはずだった男性だと気付いてビックリ。彼はすっぽかしたわけではなく、デートに向かう途中で腹痛が起き、この病院に搬送されたのだった。一度は切れた縁が患者とナースとしてまた繋がるなんて!まさに「運命の人」と、福美の胸は高鳴った。
退院を明日に控えた日、三原は再び急な腹痛を訴えた。だが、エコーも血液検査も異常無し。原因がわからないので、ひとまず退院は延期となった。
福美は看護時に三原と話すうち、お気に入りの店が同じだったり、福美のような「食いしん坊の女性が好き」と言う彼がますます運命の人に思えて、恋心を募らせるのだった。
数日後、原因不明のままだが、ひとまず退院で問題無いと担当医が三原に告げると、彼は唐突に「右腕が痺れて動かなくなった」と言い出した。今回も原因がわからない為、また退院は延期になった。
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