ドラマ「Love in The Air-恋の予感-」が11月3日よりFODで独占配信中。本作は世界中で大ヒットを記録したタイのBLドラマの日本版。今回は、その完成を記念して日本版キャストの南雲奨馬、濱屋拓斗、鈴木曉(あさひ)、長妻怜央、そしてオリジナルのキャストであるチャイカモン・サームソンウィッタヤ、ナッタラット・タンワーイ、ティティポン・センガーイ、ワストーン・チャイジンダー、そして原作者がベルサール羽田空港に集結。完成披露プレス発表会を行った。
現在FODにて、独占配信中の本作は、熱狂的な人気を誇るタイのBLドラマ「Love in The Air」の日本版。突然の出会いから始まる恋と、一夜の関係から始まる恋を描く本作激しく燃え上がる恋の情熱と、優しい温かい愛情が見どころの恋愛ドラマだ。本作で2組の恋人同士を演じた演じた南雲、濱屋、鈴木、長妻らが、タイから来日したオリジナル版のキャストとともにトークセッションを展開した。
クールな魅力溢れる早瀬嵐士役を演じたのは南雲。彼は、オリジナル版を観た感想を聞かれると、「導入からアクションなど、派手さに驚きました。またキャストの皆さんのセクシーさにも衝撃を受けました」と語り、リスペクトする本人たちを前にやや緊張の面持ち。
また嵐士とカップルになる大学生・雨宮玲役の濱屋は「タイのBLを初めて観ました。日本のBL作品とは異なる部分があって、迫力もすごくて楽しかったです」と愛くるしい笑顔を見せた。
一方、本作でもう一組のカップルを演じたのが鈴木、長妻。二人はそれぞれWATWINGと7ORDERのメンバーとして歌やダンスでも活躍しており、本作共演の前から顔見知りだったと明かす。
空野快役の長妻は「雨がとても綺麗に描かれていて、好きになりました⋯」としみじみコメント。「雨の日は、基本傘を差さずに、雨に打たれています」とロマンティックに続ける。南雲からは「セクシー!」と合いの手が入り、濱屋も思わずニコニコ顔。バディである河合風磨役の鈴木は「え、観たときの感想だよ?」と冷静にツッコむなど、4人の仲の良さが窺い知れた。
その鈴木自身は、オリジナル版を観て、「4人のキャラがすごい立っていますよね。役作りを皆さんがお芝居をされているのが伝わりましたし、なによりストーリーが面白いんですよね!」と本作の魅力を力説した。
その後、BOSS役のチャイカモン・サームソンウィッタヤ、Noeul役のナッタラット・タンワーイ、Fort役のティティポン・センガーイ、Peat役のワストーン・チャイジンダーは、日本語も交えた挨拶。それぞれが黒の衣裳を身にまとい、スタリッシュな雰囲気で登壇し、通訳を通して、日本版キャストらのやりとりを温かく見守っていた。
ワストーンは、日本版キャストの印象を聞かれ、「オリジナルの4人が息を吹き返したような魅力があります」と話し、ナッタラットは「初めて4人と会ったとき、原作の小説から飛び出てきたようだと思いました!」とベタ褒め。それぞれが日本版への期待を語った。
さらに、来日した原作者も、日本版の制作が決まったときの喜びを語りながら、「日本版もタイ版も愛してほしいです!」と本作を熱量高くアピールしてイベントを締めくくった。
タイのBLドラマ「Love in The Air」は、同国で人気の小説「Love Storm」と「Love Sky」が一つの物語として生まれ変わり、Payu(嵐)、Rain(雨)、Prapai(風)、Sky(空)の4人の恋模様を描く作品だ。2022年に制作されて、放送されるやいなや多くの女性視聴者を虜にして、タイのみならず日本でも多くのファンを生んだ。
今回、日本版こと「Love in The Air-恋の予感-」のキャストに選ばれたのは、南雲奨馬ら、期待の若手俳優4名。彼らの時に熱く、時に瑞々しい演技が本作でどのような化学反応を起こすのだろうか。劇中の4人の恋の行方に、毎話胸がキュンとさせられること間違いなしの本作。いち早く独占配信中のFODで堪能してほしい。
■取材・文=河内文博(アンチェイン)
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