i☆Ris「アリーナの景色見せてくれてありがとう！」デビュー12周年記念で初のアリーナ公演

推しだけを眺める“マジみてゾーン”に人気曲の連続

続いてのコーナーは“マジみてゾーン”と題して、スクリーンにメンバーそれぞれが映し出され、カメラが追尾することで推しだけを眺めることができる時間に。

「TIN TONE」「Special Kiss」「YuRuYuRuハッピーデイズ」「ハートビート急上昇」と、i☆Risのキュートな一面を詰め込んだセットリストの中で、各メンバーのカメラ目線の様子など、ここでしか見られない映像でファンを釘付けにした。

また、キュートなi☆Risから一転、続くロックテイストなアップテンポナンバー「Re：Call」でメンバーたちがセンターステージに飛び出すと、観客の興奮はマックスに。約5年ぶりの歌唱となりファンが待ち望んでいた「Changing point」の歌唱の後、クールで妖艶なi☆Risが堪能できる「Queens Bluff」「One Kiss」「Let you know!」と、3曲マッシュアップで畳掛ける。

その後は、「Goin'on」「Endless Notes」「Thank you forever!」「Shining Star」「キセキ-ノ-フィラメント」と、多角的な魅力をステージ上で発揮した。

山北早紀「みんなの笑顔が見たいから、歌を歌い続けることはやめません」

その後も、「幻想曲WONDERLAND」「§Rainbow」「Realize!」「アルティメット☆MAGIC」など人気曲が続き、「私たちはこの先もまだまだみんなの笑顔が見たいから、歌を歌い続けることはやめません」という山北の力強い宣言の後、劇場版「i☆Ris the Movie -Full Energy!!-」のアニメーションとコラボレーションしたMVが記憶に新しい「希望の花を」を情感たっぷりに披露。

「歌を歌い続けることはやめない」という歌詞が、“これから”の決意のようにアリーナに響き渡ると、ステージを見つめる観客のまなざしにもよりいっそう熱がこもる。

観客の熱気と思いあふれるアンコールの後、それぞれのイメージカラーのフレアスカートを揺らし、ステージに現れたi☆Risメンバーが「Happy New World☆」を歌唱すると、会場は再び一つになった。

そして、メンバーから2025年4月30日(水)に5年ぶり5枚目5人で初となるアルバムのリリースの決定と、5月より全国8カ所での全国ツアー「i☆Ris 10th Live Tour 2025」を開催することが発表されると、会場は大きな歓声に包まれた。