坂元がシャワーを浴びている間も、雨は降りやまず、警報が出るまでに。絢香は雨がおさまるまで宅飲みを提案して、飲み始めた。すると、タバコと灰皿に目を止めた坂元。それは、第3話で描かれていた、別に本命彼女がいる男性のもの。絢香はすぐに片付けようとするが、動揺して灰皿を落としてしまう。
「大丈夫ですか?」と駆け寄った坂元と絢香の顔が近づいた。しばし見つめ合い、坂元が「市川さん…」とつぶやいて、さらに距離を縮めようとした。絢香はそっと目を閉じる。
ところが、もうすぐキスというときに、坂元は我に返ったように「トイレお借りします!」とその場を立ち去る。それによって絢香からは「はぁ、恥ずかしい…」と声が漏れた。
近づきそうだった2人の距離。でも坂元はタバコから“恋人”の存在を感じ取ってしまったのだろう。ドキドキから一気に切なさが押し寄せた。優しいがゆえに恋愛対象には見られにくいという坂元。また絢香も“シゴデキ”な女性だけど恋愛は不器用。そんな2人の恋が実ってほしいと応援したくなる。
SNSにも「坂元くんの気持ちを考えると胸が張り裂けそう」「坂元のピュアな思いが報われるといいな」「がんばれ坂元くん」と言った声が上がった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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