「ペントハウス」や「7人の脱出」などと並ぶ、“復讐”をテーマにした韓国のマクチャンドラマ「二番目の夫」(2021年、全175話)が、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて11月7日(木)昼4時29分より毎週月~金曜日に放送される。本記事では、同ドラマのストーリーや見どころについて紹介していく。
「二番目の夫」は、“マクチャンドラマの女王”ことオム・ヒョンギョンと、バラエティ番組などでも活躍するイケメン俳優のチャ・ソウォンがタッグを組んだドロドロ系の復讐ドラマだ。貧しいながらも健気に生きてきたヒロイン・ソナが、愛する男に裏切られて捨てられたことで、捨て身で復讐に挑んでいく。
「ピンクのリップスティック」や「天使の選択」などの人気作品を手掛けた脚本家のソ・ヒョンジュらスタッフ陣が総力を挙げて製作した本作は、主演2人の演技力も相まって2021年の「MBC演技大賞」毎日ドラマ部門で最優秀演技賞をダブル受賞し、韓国における同時間帯視聴率1位を獲得するなどの好成績を収めている。
拉致や冤罪、契約結婚、財閥争い、殺人など、マクチャンドラマで好まれる要素はほぼすべて網羅されている本作。そのあまりのドロドロぶりが人気を集め、当初全120話だったストーリーが延長したことでも話題を呼んだ。
貧しいながらも明るい女性ソナ(オム・ヒョンギョン)は、愛するパートナー・サンヒョク(ハン・ギウン)と2人きりのささやかな結婚式を挙げ、幸せな生活を送っていた。その1年後、めでたく妊娠し出産を控えたソナだが、サンヒョクの実家へ行った際に陣痛がきて、今にも赤ちゃんが生まれそうな状態に。ソナは必死にタクシーを探すがなかなか見つからずにいたところ、1人の女性が通りかかりソナを病院へ送り届ける。
その頃、テグク製菓に勤めるサンヒョクは、新商品のプロモーション会議中に上司のジェギョン(オ・スンア)から熱い視線を送られていた。ソナが必死に出産に励む中、そのことを知らないサンヒョクは仕事後の飲み会でジェギョンから熱烈なアプローチを受ける。最初はのらりくらりかわすサンヒョクだったが…。
その後、無事男の子を出産してサンヒョクと3人で幸せな生活を送っていたソナ。そんなある日、ソナはテグク製菓の近くのデパートでスリ犯を見かけ――。
第2話以降、ソナはこのスリ事件をきっかけにジェギョンと友人関係を築くことになる。また、歌手になるという夢を諦めきれず、素顔を隠してナイトクラブで歌っている、ジェギョンの異母兄・ジェミン(チャ・ソウォン)があるトラブルをきっかけにソナと出会い、物語は思わぬ方向へと展開していく。
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