「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」でヒロインを温かく見守るキャラクターを演じ“春の日差し”と言う修飾語を得たハ・ユンギョンは演じたソジンを「コネも後ろ盾もないけれど、成功したいという野望と検事としての信念を持つ人物。本音が見えないミステリアスなキャラクターでもあります」と表現。
これまで弁護士やレジデントなど様々な専門職役を演じてきた彼女は、今回検事役をやるにあたり、実際検事をしている人に話しを聞いたそうだ。「どんな仕事をしているのか、どんな服装なのかなど、細かいことまで教えていただきました。専門用語が入った長セリフが多かったので、意味を噛み締めながら演じました」と語った。
物語のきっかけとなる失踪事件の被害者で江南のクラブで「エース」と呼ばれるジェヒを演じたキム・ヒョンソは、以前制作発表会のような場で“ネタバレ”をしてしまった過去があるそうで、「裏で”ネタバレに注意”と3回くらい言われました」と笑いを誘うと、注意深く「ジェヒは罪を犯していないのに追われている人物です。食物連鎖の底辺にいる小さな生き物も危機の際には必死に戦おうとするじゃないですか。自分がそんな状況に追い込まれたと想像しながら、演技をしました」とキャラクターを紹介した。
キム・ヒョンソと「最悪の悪」の共演経験があるチ・チャンウクは、「『最悪の悪』のとき、印象がとても良くて、ヒョンソさんがキャスティングされていると聞き、出演が楽しみになりました。ヒョンソさんは、キャラクターの解釈が新鮮なんです。今回もヒョンソさんの演技、行動が刺激になりましたし、現場も楽しかったです」と高評価。
対して、キム・ヒョンソは「チャンウクさんには、演技ノウハウなどいつもたくさんのことを教わっています。前作では、少し緊張してしまいましたが、今回はこちらからちょっかいを出したりもしました」と撮影秘話を語った。
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