――今作では徐々に女性陣の“素顔”や“本性”も描かれていきますが、台本を読んでみて小関さんご自身はどう感じましたか?
小関家は母と妹のパワーが強いというのもあって、普段からいろんな話を聞くし、アドバイスをもらったりしていて。なので、(「あのクズを殴ってやりたいんだ」で描かれる女性の本性については)僕の中では “あるあるなのかな”という感覚で台本を読んでいます。
――ほこ美は自分を変えるためにボクシングを始めたことが転機となりますが、芸能活動を続ける中で、どのようなときにご自身の成長を感じますか?
自分が役を演じるとき、現場での自分の在り方や、一通り作品を終えた後の景色がイメージできるものは、すごく安心感があり、ニュートラルに役に入り込めるのですが、自分がチャレンジしたことのない役や環境に飛び込むときにはすごく勇気が必要な上、ゴールが見えないですし、特に20代前半のときは“ゴールが見えていない役者が作品に携わっていいのか”と自分自身に問い掛けながら演じている時期も多かったんです。
ですが、見えていなかったゴールにたどり着くという体験を何度も繰り返すことで“やり遂げる自信”がつくようになり、チャレンジする勇気がついてきたんじゃないかなと最近思っています。これからもそういった作品に挑戦していきたいですし、さまざまな経験によって自分自身も変化していっているなという実感があります。
――最後に、第6話の見どころをお願いします。
自転車のシーンは見どころです! 今までの映像史にはなかった、かわいらしくも、ほっこりするシーンになっていますので、注目していただきたいです。
恋とはまた別のことに苦悩しながら大葉さんが奮闘するのですが、このシーンだけを切り取ってもMVになるんじゃないかなというくらいキャッチーで面白く仕上がっているはず。台本を読んだ時点から撮影が楽しみだったのですが、今は放送を見た皆さんの反応が楽しみです。ぜひご覧ください!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)