Weiboフォロワー数6千200万人超という驚異の人気を誇る中国の国民的女優ヤン・ズー主演の最新ドラマ「長相思」。中国での配信開始以来、数々のランキングで1位を独占するなど大ヒットを記録した同作のシーズン1(2023年公開)が11月11日(月)からCS放送「衛星劇場」にて週10話ずつ一挙放送される。さらに、今夏公開されたばかりのシーズン2も12月に日本初放送。世界で話題をさらった大ヒット作を一気見するチャンスの到来だ。
「長相思」は、ベストセラー作家トン・ホワによる人気小説を話題のキャストでドラマ化したラブファンタジー時代劇。過酷な流浪の末、身分を捨てて男性として生きることを決めた王姫が、4人の男性の間で揺れ動きながらも運命に立ち向かう姿を描く。
人間、神々、妖怪が共存する世界。西炎(せいえん)国、辰栄(しんえい)国、皓翎(こうれい)国が覇権を争う中、皓翎国の王姫で神族の小夭(しょうよう=ヤン・ズー)は両親と死に別れて流浪の身となり、300年の放浪の末に辿り着いた清水(せいすい)鎮で、顔も名前も性別も違う男性医師・玟小六(びんしょうりく)として生き始める。
“小六”として穏やかに暮らす小夭。だが、身元不明の瀕死の男性(ドン・ウェイ)を連れ帰って看病したことから、再び運命の歯車が動き出す。小六に命を救われ葉十七(ようじゅうしち)と名付けられた彼と、残忍な辰栄軍の軍師・相柳(そうりゅう=タン・ジェンツー)、長い間小夭を探し続ける従兄・瑲玹(そうげん=ジャン・ワンイー)、そして小夭の“婚約者”となる赤水豊隆(せきすいほうりゅう=ワン・ホンイー)。小夭は、タイプの違う4人の愛に翻弄されていく。
シーズン1全39話を引っ張るのは、子役出身の演技派として数々のヒット作に出演してきた人気女優ヤン・ズー。彼女の持ち味であるはつらつとしたキャラクター、幾度となく痛めつけられ傷だらけになっても笑顔を絶やさず過酷な運命に立ち向かうけなげな姿には、好きにならずにいられない魅力が詰まっている。
そんな彼女が後半、男子の仮面を脱ぎ捨てて本来の小夭の姿に戻り、美しい古装姿の姫君となって登場する展開は圧巻。タイプの違う4人のうち、小夭はいったい誰を選ぶのか?それが本作の最大の見どころだ。一方で、人間よりもはるかに長生きする神族の小夭は、数々の別れを経験しなければならない。別れのたびに切ない心情をにじませるヤン・ズーの涙の演技が胸に迫る。
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