そんな間か、宏樹から相談を受けた真琴(恒松祐里)に食事に誘われた美羽。真琴が営む雑貨店で待っていると、そこに偶然にも商談で冬月がやって来た。
突然のことに心ここにあらずな状態になってしまう美羽。その様子を娘のことが気になっているからだと誤解した真琴の提案で食事は日を改めることにし、帰宅することに。だが、道中で思い直して、冬月に連絡を入れて会う約束をした。
真琴の「新しく大切なものができたんだから、一度なくしたものにもちゃんと意味があるんですよ。だから、感謝を込めてさよならしちゃいます」という言葉があったからかもしれない。美羽は夫との復縁、そして子どもが生まれたことを明かし、“さよなら”の気持ちを伝える。そして「夏野が幸せならいいんだ」とメッセージと同じ言葉を繰り返した冬月に、「私も冬月君に幸せでいてほしいって願ってる。…生きててくれてうれしかった」と告げた。
本当は結婚している美羽を愛してはいけなかったこと、テロに巻き込まれたとはいえアフリカに旅立つ前の迎えに行くという約束を守れなかったことを悔やみ、それでも愛ゆえに涙が止まらない冬月の背中にそっと手を当てる美羽。冬月はたまらず美羽を抱きしめ、美羽も抱きしめ返した。
切ない2人のシーンは、それできれいに終わるわけではなかった。この様子を、美羽にプレゼントを渡しそびれて追いかけてきた真琴が目撃していたのだ。真琴の息遣いが乱れていたのは、美羽の夫でありながら宏樹のことを「推し」と公言していたから。
エンディングに続いて流れた次回予告は、真琴の「私、美羽さんのことが許せない!」という言葉から始まった。“修羅場が始まる”というテロップは、予想できたこととはいえ、やはり衝撃を受ける。反響は大きく、またもタイトルが日本のみならず世界トレンド1位に。「『修羅場が始まる』って書いてあった そんなドラマ予告今まであった?」「まって来週急にホラー」「まじかよ(美羽の)親友やばいやつかよ」「推しへのガチ恋こわい」「後半のいろんな展開に(あぁっ…!)って口開けてもうたw」といった投稿が並んだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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