富士山であふれているたくさんの物語に感動しました。初めての感覚。すごいものを見たなと感じていますし、見る前よりも正直酸素が薄くなっている気がしています(笑)。今回、印象に残ったのはミスター富士山です。
先日、段差で膝を痛めてしまったことがありました。本当に情けなく思う一方で、「年だなあ」と笑っていたのですが、ミスター富士山の姿を見て、もう一回頑張ろうと思いました…何もかも!来年は富士山で収録しましょうよ!来年富士山で待っています!
たくさんの方が、富士山という山に魅了され、つながっていく様子に心を打たれました。特に万年雪山荘のアルバイトの皆さんがすてきでした。アルバイトなので、もしかしたらもう来年会わない可能性もあるじゃないですか。
限られた期間で、富士山の標高の高いところで寝食を共にし、一緒に仕事をしていくことは特別だと思うのです。「富士山でするアルバイトだから」という特別感がチームワークを引き出しているのだと思いました。
いろいろな方の人生を見せていただいたことですごく心が温かくなりました。外国の方が日本に移住してくるお話がありましたが、国を変えてここに一生住みたいと思わせる、富士山の魅力はすごいと思いました。
私の中で富士山と言ったら、移動の時に、偶然見られたらうれしいくらいの感覚でした。富士山に住んでいる人や富士山を登る人を助ける人の人生になくてはならない存在が、富士山だと感じることができ、本当にすてきだな、富士山に登りたいなと思いました。
スタッフも富士山が好きになり過ぎて…撮影素材はのべ1600時間以上になってしまいました。富士山を愛する仕事人たちの2カ月は、画ヂカラ盛りだくさん、喜怒哀楽もギュッと詰まっております。是非、ご家族でご覧ください!