2位は、「婚礼大捷<こんれいたいしょう> -愛結ぶ二人-」。「偶然見つけたハル」のロウンと、「トキメク☆君との未来図」のチョ・イヒョンが主演を務める。それぞれ異なる愛の価値観を持つ仲人二人が、恋に発展していく。
ジョンウ(ロウン)は王の婿として選ばれるも、婚礼中に王女が亡くなり一日にして若い寡夫に。出仕もできず8年間、鬱憤をためていたジョンウにある日、未婚の3姉妹を結婚させるよと王命が下る。“仲人の神”ヨジュ宅として二重生活をするスンドク(チョ・イヒョン)と共に協力しあうことに。
かわいらしいオープニングに、期待を膨らませた人も多いのではないだろうか。その期待を裏切らない面白さがあった。時代劇と言っても、現代に近いような恋愛模様。
ポイントごとにしっかりと、きゅんとするシーンをたっぷりと盛り込んでおり、視聴者をどんどん引き込んでいった。
3位は、「私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~」。ジャンルを問わず幅広く活躍しているシン・ヘソンが主演を務め、一人二役に挑戦。ヒロインの元恋人役は「君を愛した時間~ワタシとカレの恋愛白書」のイ・ジヌク。
テレビ局アナウンサーのチュ・ウノ(シン・ヘソン)とチョン・ヒョノ(イ・ジヌク)は同期で、長期恋愛の末に破局。大きなショックを受けたウノは解離性同一性障害になる。そして現れた明るい性格の人格、チュ・ヘリ(シン・ヘソン※2役)は、ウノが在籍するテレビ局の駐車場の管理スタッフとして働くことに。
2位とは異なり、現代の恋愛に焦点を当てている。華やかな世界に身を置きつつも、恋愛に対して、悩み苦しみ、解離性同一性障害になってしまうウノ。ウノとして生きていくか、ヘリとして生きていくか。同じ体に宿る2つの人格。それぞれをうまく表現したシン・ヘソンの演技が、特に視聴者を引き込んだ。
ドラマの中の登場人物に自分を重ねることが難しい作品だったが、最後がどうなるのか気になるストーリー構成で見事3位に輝いた。
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