アニメ「村井の恋」(毎週水曜昼4:00、ディズニープラスで最速見放題独占配信/10月6日より毎週日曜夜11:30、TOKYO MXほかで放送)の第10話が11月6日に配信された。第10話では、教師・田中彩乃(CV.日笠陽子)に恋心を寄せる高校2年生・村井(CV.高梨謙吾)の関係を怪しんでいた学年主任・山門由希(CV.松風雅也)からの誤解は解けたものの、再び急展開が訪れる。(以下、ネタバレを含みます)
乙女ゲーム「戦国恋絵巻」の「春夏秋冬(ヒトトセ)」(CV.島崎信長)を田中が愛でていることはこの作品を通してずっと語られていたことではあるが、今回はその理由の詳細が明らかとなった。
回想では高校時代の大学合格発表の翌日の出来事が描かれている。当時推していたベーシストのTenTenの電撃結婚に衝撃を受け、TenTenに憧れて始めたベースギターを仲良くしていた小学生のマブダチ(幼い頃の村井)に押し付け上京をしたのだという。
大学でも高校と変わらずコミュニケーション能力は皆無だった田中。そんな中で、乙女ゲーム「戦国恋絵巻」のパッケージを偶然見つける。生きている意味がないと感じていた日々に彩りを取り戻してくれたのは、あの小学生のマブダチに似た目元をした春夏秋冬だったのだ。
そこから大学を1年留年するほど春夏秋冬にのめり込みオタクの道を歩み始めることに――。
修学旅行にて、村井&田中がバスに置き去りにされた事件が解決し、場面はホテルの山門の部屋へと移った。第8話より、田中と村井が交際しているのではないかと怪しんでいた山門がいよいよ田中に「教員としての自覚を持て」「人生を破滅させるような誤った選択をするな」「お前らの関係性は社会的に見てアウトローなんだよ」と説教をする。
田中は田中で春夏秋冬を信仰していることを侮辱されたと勘違いし両者の言い合いはヒートアップしていくばかり。山門の「懲戒免職になる」という言葉がクリティカルヒットしたのか、田中はレディースの暴走族のような姿になり、「春夏秋冬君オタクだと世間にバレたところで懲戒免職になるとは思えませ〜ん!」とキレ散らかした。
そこで両者共に相手の発言に違和感を覚え、今物議を醸し出している人物が自分が思っている人物ではないことに気づき山門の田中に対する誤解は解ける――そして村井の一方的な片想いであることを知ったのであった。
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