とんねるずの木梨憲武の独自インタビューが、エンタメ情報のニュース番組「ABEMAエンタメ」(毎週月~木曜夜11:00ー深夜0:00 ABEMA NEWSチャンネル)にて全編無料配信されており、10月30日発売の自身3枚目のアルバム『木梨ソウル』の制作秘話や今後の展望、そして29年ぶりの東京・日本武道館公演を行った“とんねるずの今後”について語っている。
2年4か月ぶりにリリースの3rdアルバム『木梨ソウル』には、ソウルにファンク、R&Bやレゲエなど幅広いジャンルの全10曲が収録されており、B'zの松本孝弘や歌手のAI、ヒップホップアーティストのAK-69など豪華アーティストとともに楽曲を制作し、広い人脈を持つ木梨にしか作れない1枚となっている。木梨は「俺がお願いすると、みんな『はいはい』とか『今度はどういう曲かな』とか言ってくれて、『忙しいから嫌だ』って言った人はひとりもいないですね。みんなやさしい」と制作過程をふり返り、「俺はボーカリストだけ。シンガーソングライターなら、自分の意思でメッセージを伝えるから、『これ、本当にいいのかな?』『こんな音楽で人に伝わるかな?』とかまよっちゃって、時間がかかるから(笑)。今回の『木梨ソウル』に関しては、みんなが作ってきてくれるから、1曲ずつていねいに作りました」と語る。
また、アルバムの最後を彩る楽曲「伝えなくちゃ」の制作秘話として、木梨は「AIちゃんが最後の仕上げまで全部つきあってくれて、音のバランスもエンジニアたちと作りあげてくれた。俺がスタジオに行ったら、『ノリが来ると時間がかかるから! しゃべっちゃうから、もう帰って!』って言われて(笑)。妹みたいなAIちゃんをはじめ、そのほかの年下のアーティストたちが全員、同じ気持ちでやってくれるから、オジさん助かる(笑)」と木梨らしい感謝の言葉を口にする。
番組スタッフが「そのアーティストたちとライブも予定している?」と質問すると、木梨は「先にマネージャーさんとか、事務所に連絡すると面倒くさいから、直接、本人に『この日、空いてない? 今、手帳見て』と聞いちゃうね。『お金の話はわからないから、ちょっと誰かに聞いてみて』とか言ったり(笑)」と独自の“オファー術”を公開する。
続けて、「『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』のサッカー企画に出る選手にも、俺が直接、電話してる(笑)。ヤット(遠藤保仁)は、それで何年もやっていますから。『その日だけはガンバ大阪の試合に行かないで、家族旅行にも行かないで!』とか電話してます」と打ち明けた。
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