冒頭、僧侶たちを救うため僧侶に変装してチンピラたちの前に現れたヘイル。「御仏の慈悲だ。この寺から手を引けば見逃してやる。…どいつも地獄に急ぎたいようだな?」と、グレーに赤の袈裟を翻し、早速華麗なアクションを披露した。
その後、1話ではヘイルに憧れる中学生イ・サンヨン(ムン・ウジン)が何者かに麻薬を飲まされ昏睡状態に陥る悲しい事件が発生。2話では、ヘイルが「今回の事件は一人で解決する」と置き手紙を残して単身釜山(プサン)に向かった。
そんな1、2話で視聴者の目を引いたのは何と言っても、5年ぶりに繰り広げられたヘイルのキレっぷりも清々しいバトルアクション。
初回は、冒頭の寺でのバトルに加え、レンガを頭でかち割ってブチ切れながらサンヨンに薬物を飲ませた少年たちに制裁を加えるシーン、そして、アパートの細い廊下と階段を縦横無尽に使った薬物組織の掃討アクションと、1話に3回も大がかりなアクションシーンが登場した。
中でもアパートでの捕り物シーンは、薬物バイヤーとヘイルたちによる集団戦が2階廊下から狭い階段を抜けて3階廊下にわたって繰り広げられ、その全貌をドローンを使った疾走感ある映像で映し出すというスタイリッシュな映像も話題に。ヘイルは、長い脚が映える蹴り技はもちろん、パルクールばりのウォールランも駆使した接近戦でバイヤーたちを追い詰めていく。
初回からナムギル演じるヘイルのキレッキレアクションがこれでもかと飛び出す満足度高い初回に、視聴者からは「これが見たかった!」「キム・ナムギル脚長すぎ」「司祭服でけりを入れるナムギル最高過ぎる」「1話から痺れた!」「足振り上げて落とす技、めちゃくちゃカッコいい!」といった声が飛び交った。
そして続く2話では、釜山に向かったヘイルが神学校の教師となり、とある問題児を任される一方で、巨大麻薬組織のボス・ホンシク(ソンジュン)も釜山入りする。そんな中、ヘイルの脳に異常が見つかり…という展開が描かれた。
随所にギャグをちりばめながら、本格アクション満載で描くスケールの大きな麻薬事件の行方から目が離せない「熱血司祭2」。脳に異常が見つかったヘイルは医師でもある弟から「本当の神父のように生きなければならない」と、くぎを刺される…。
「熱血司祭2」第3回は11月15日(金)、第4回は11月16日(土)にディズニープラスのスターで配信。立ち上がりからいきなり心配な状況に陥ったヘイルのエネルギッシュな巻き返しに期待したい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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