夫婦の再生であれば、宏樹の変化は幸せだ。けれども、美羽には“托卵”という秘密がある。そのため、美羽だけでなく、見ているこちらも苦しさが募る。宏樹の「愛してる」という言葉は、残念ながらその後のフラグになってしまうように思われた。
仕事で冬月が経営するフェアトレード会社の事業パートナー・莉紗(さとうほなみ)と会い、莉紗が説明した冬月の人物像から「どんな人とも同じ目線に立つことができる方なんですね」と言ったことも、その後の修羅場になったときを考えると不穏だ。
そして、美羽の親友・真琴(恒松祐里)に相談に行ったこともフラグの一つになった。ラストで美羽と冬月が会っているところを真琴が目撃してしまったからだ。振り返れば、真琴が宏樹のことを「推し」と公言してきたことも、「美羽さんのこと、年が離れてても親友だと思ってるんで」と美羽に直接言ったこともそうだ。
次回予告では、真琴が宏樹に美羽の裏切りを話す描写があり、視聴者からは「ヒリヒリどころじゃない」「親友そうきたか」といった声が上がった。また、「宏樹が壊れそう」と心配も広がっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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