台風の中での撮影秘話も!? ディズニー「ディセンダント2」オフィシャルインタビュー

2017/09/28 07:00 配信

芸能一般

ディズニー・チャンネルのオリジナルムービー「ディセンダント2」からセットビジット・インタビューが到着!(C)Disney

ディズニー映画の悪役(ヴィランズ)の子どもたちを描いたディズニー・チャンネルのオリジナルムービー「ディセンダント2」。10月21日(土)夜7時30分より日本で初放送される今作から、ケニー・オルテガ監督や主演のダヴ・キャメロンのコメントが収められたオフィシャルインタビューを紹介する。

本作は、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」「ハイスクール・ミュージカル」などを手がけたオルテガ監督による作品。前作「ディセンダント」は2015年の全米初放送で1220万人が、全世界では1億人以上が視聴したという大ヒット作品だ。

前作では「悪役の子どもは悪なのか?」というテーマで、ヴィランズが住むロスト島から善人たちのオラドン合衆国へ移り住んだ、マル(「眠れる森の美女」マレフィセントの娘)をはじめとするディズニーヴィランズの子どもたちの葛藤が描かれた。今作「ディセンダント2」では、マル、イヴィ、カルロス、ジェイの4人が、善人たちの住むオラドン合衆国での暮らしになじもうと奮闘しているところから物語が始まる。

セットビジット・インタビュー: 本当に愛されることの意味を知ったマルが、自分自身のアイデンティティという危機に直面する


前作に引き続き脚本を手がけたサラ・パリオットは、続編で「子どもたちは前作のマルとイヴィの友情にとても反応していたから、主人公たちの友情を描きたかった。それと、悪者の子どもたちは前作で良い人になることを選択するけど、その本当の意味を今回問われることになる」と言う。

主人公マル役のダヴ・キャメロンは、「この世界は、私にとってのもう一つの人生なの。私は本当にこの世界に住んでいるように感じるわ」と興奮気味に話す。「今彼女が直面している危機は、自分自身のアイデンティティ。なぜなら、彼女は今、本当に愛されることがどういうことか知っていて、ありのままの彼女を愛してくれる男の子がいるけど、それにどう対処していいかわからない。彼女はこれまで悪いことに慣れていたわけだけど、今多くの愛やサポートが注がれていて、そのことが彼女をかえって混乱させるの。そして、映画全体を通して本当の自分を見つけるのよ」。

ディセンダント」シリーズは、カラフルな衣装が大きな見どころとなっているが、続編ではそれぞれの衣装がさらに美しく洗練された仕上がりになっている。イヴィ(「白雪姫」イーヴィル・クイーンの娘)を演じたソフィア・カーソンは、「今回の衣装を大いに楽しんだ」とほほ笑む。「1作目の衣装は私たちの親がインスピレーションとなっていたわ。だから私の衣装は、イーヴィル・クイーンのマントのブルーや、ルビーが元になっているの。私はそういったキャラクターの遺産からくるインスピレーションが大好きだった。そして今回は、もう少しプリンセスっぽくなっている。島から来たエッジーな感じは残っているけど、グレース・ケリーやオードリー・ヘップバーンっぽいエレガントさがあるの。実は私も普段クラシックで女性っぽいけど、少しエッジーな服装をしていて、ケニーはそういった私らしさを、そこに取り入れてくれたの。とてもありがたいと感じたわ」。