偉大な王ヘルムに護られ、騎士の国ローハンの人々は平和に暮らしていた。だが、突然の攻撃を受け、美しい国が崩壊していく…。
王国滅亡の危機に立ち向かう、ヘルム王の娘である若き王女へラ。最大の敵となるのは、かつてヘラと共に育ち、彼女に思いを寄せていた幼なじみのウルフだった。
大鷲が空を舞い、ムーマクは暴走、オークが現れ、金色の指輪を集める“何者”かが暗躍し、白のサルマンが登場…。果たしてヘラは、誇り高き騎士の国と民の未来を救えるのか――!?
“あの指輪”をめぐる壮大な冒険へとつながる、まだ誰も知らない伝説の戦いの幕が開ける!