最高視聴率33.1%を記録、王朝を動かした女性の人生を描く…韓国時代劇「トンイ」第1話のあらすじと見どころを紹介

2024/11/14 12:00 配信

ドラマ

天才子役と言われたキム・ユジョンの自然な演技が光る


第1話で活躍を見せてくれたのは、主人公・トンイの幼少期役を演じた、当時子役だったキム・ユジョン。そうそうたる大物俳優の中で、周囲に引けを取らない演技を披露している。4歳でデビューしたキム・ユジョンはドラマ「イルジメ~一枝梅~」(2008年)でもハン・ヒョジュの幼少期を演じ話題を呼んだ。彼女のキャリアは子役で終わらず、「恋のスケッチ~応答せよ1988~」(2015年)や「マイ・デーモン」(2023年)などヒット作品に次々と出演。そんなキム・ユジョンは第1話で、断末魔に遭遇してしまったときの手の震えや怯えた表情、そして家族と接するときの笑顔など、自然なセリフ回しと表情の作り方でトンイの幼少期を見事に演じている。

また、父親・ヒョウォンの娘を想う気持ちが伝わってくる場面も第1話の見どころポイント。ヒョウォンは、トンイも知らない秘密を抱えているが、トンイの前ではやさしい父親として描かれている。第1話ではトンイから贈られた手作りの巾着袋を愛おしそうな目で見つめるヒョウォンの姿が映し出されるのだが、実は第2話以降、この親子の絆が引き裂かれてしまう出来事が発生するため、同シーンは後に見返すと切なさが感じられる場面になっている。

「トンイ」より(C)2010 MBC