二宮和也が11月13日、都内で行われた「SUITS OF THE YEAR 2024」授賞式に出席。自身のせりふ覚えについて明かす場面があった。
本アワードは、“チャレンジをまとう”をコンセプトに、ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人を表彰するアワード。二宮は「アート&カルチャー部門」での受賞となった。
二宮のほか、ビジネス部門を受賞した株式会社オリエンタルランド代表取締役会長(兼)CEOの高野由美子氏(※「高」は正式には「はしごだか」)、Nature Architecs株式会社代表取締役CEOの須藤海氏、イノベーション部門を受賞した映画監督の山崎貴氏、スポーツ部門を受賞したプロフィギュアスケーターの高橋大輔も登壇した。
今回のテーマは「五感を刺激する」ということで、授賞式後は受賞者たちのトークショーが開催された。その中で、ゲームの話題になると二宮は「没頭することもそうですけど、僕は仕事と結構併用しています。理由のひとつとして、僕は好きなことをやっているときの方がいろいろなものが入ってきやすい。環境を作るためにやらせてもらっているというか、せりふを覚えるときとかも割とゲームをしながら『自分は気持ちいい状態でリラックスをして好きなことをやれているんだ』という状況でやった方がいろいろとものが入ってきやすいタイプ」と告白。好きなことをしているときの方が覚えやすいし忘れにくいと口にした。
その話を受けて山崎監督は「ゲームをしながらせりふを覚えるんですか?」と驚き。二宮は「(自分を)使ってみてください!」とアピールし、会場の笑いを誘った。その後の記者質問の場面で山崎監督は「二宮さんといえば、日本を代表する俳優のひとりだと思いますので、チャンスがあればぜひ」と笑顔。二宮は「決まりました!」と再び会場の笑いを誘いつつ「こういう授賞式とか、フォーマルな場所でしかお会いできていないので、作品に出るというよりかは作品の現場に遊びに行かせてもらうだけでも十分価値があるものだと思っています。いろんな世界を見てみたいです」と目を輝かせた。
山崎監督は二宮について「本当になんでもできると思うんですよ。良い奴、悪い奴、ダークサイド、ライトサイド…全部できると思う」と評価。「本当に一緒にできる仕事があれば本当にお願いしたい。前々から注目していたので、何かあったら断らないでください」と続けると、二宮は「ありがとうございます!」と感謝していた。
◆取材・文=山田果奈映