“アジアの貴公子”チ・チャンウク、危険な色気が視聴者魅了「ビジュ良すぎない?」「切ない目に引き込まれた」<江南Bサイド>

2024/11/15 11:10 配信

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「江南Bサイド」より、チ・チャンウク演じるユン・ギルホ(C) 2024 Disney and its related entities

チョ・ウジンチ・チャンウクW主演の韓国ドラマ「江南(カンナム)Bサイド」の第2週(3、4話)が、11月13日に配信された。初週いきなり、かつてないほどノワール&バイオレンスな顔を見せファンを驚かせたチャンウクだが、続く第2週では“BIBI”ことキム・ヒョンソ演じるクラブ嬢キム・ジェヒとの心のつながりをしっとりした演技で見せ、“アジアの貴公子”と呼ばれたチャンウクならではの色気で魅了した。(以下、ネタバレを含みます)

ドンウとソジンがギルホに接触する


「江南Bサイド」は、江南で失踪した“クラブのエース”を捜索する刑事カン・ドンウ(ウジン)と検事ミン・ソジン(ハ・ユンギョン)、そして江南を牛耳るミステリアスな雰囲気漂う謎の男ユン・ギルホ(チャンウク)が、江南の闇に隠れた事件を追うノンストップ・サスペンス。10月には「第29回釜山国際映画祭」でオンスクリーンセクションの招待作に選ばれ、世界中から期待が注がれる話題作だ。

失踪したのはギルホの会社で働いていたクラブ嬢・ジェヒ。3話では、殺人の嫌疑がかかるギルホを追うソジンがドンウに協力を要請する展開が、そして4話ではドンウとソジンがギルホと接触し失踪事件の真相を聞く展開が描かれている。

「江南Bサイド」場面写真(C) 2024 Disney and its related entities

「私にも彫ってよ。友達になった記念に」


ドンウ、ソジン、そしてギルホの思いが“ジェヒの行方”という一点に集中していく過程が描かれた3、4話。中でも、ギルホとジェヒが築いてきた関係性を描いた回想シーンに視聴者の注目が集まった。

クラブ嬢をあっせんする店で働くギルホ。ジェヒとの出会いは、ギルホが深夜の路上で男ともめているジェヒを見かけた時に遡る。行く場も身寄りもなく、流れでギルホと共に働くことになったジェヒ。2人は、クラブに派遣されるコンパニオンとその送迎係として日々顔を合わせるようになった。

ギルホが「なぁ、そんなに稼いで何に使う気だ」と尋ねると、ジェヒは「辞めるために稼ぐの。あんな場所で遊んで暮らして、かっこよく死ぬの」と、壁に貼ってあった美しいオアシスの写真を指したりした。「死ぬのは自分で決めたい」と遠い目をし、かと思うとギルホの腕のタトゥーに目を止め「私にも彫ってよ。友達になった記念に」というジェヒ。ギルホは、孤独なジェヒに自分と似たものを感じるようになっていった。