料理家・食育インストラクターの和田明日香がゲストを招き、リラックスして“宅飲み”するようすを映すBSテレ東の人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00~)。11月12日の放送では、ゲストに元AKB48総監督で女優・タレントの横山由依が登場した。
11月12日(火)放送のゲストは、元AKB48の2代目総監督を務め、現在は舞台やバラエティー番組で活躍している女優・タレントの横山由依だ。お酒好きでも知られる横山が持ってきてくれたお土産は、「聖護院かぶらのもみじおろしぽん酢」。大根おろしが入っているぽん酢で、これには和田も「今日使います!」と喜んでいた。
横山のビールの注ぎ方を見て「泡にこだわる注ぎ方だ…」と感心しつつ、まずは乾杯。横山は京都、和田は東京と出身地の話から始まり、ゆる宅飲みがスタートする。
16歳から上京してきたという横山。両親も寂しかったり大変だったのではないかと切り出す和田に、横山は母が強く応援してくれていたというエピソードを明かす。ビールを片手にまったりと話を聞いていた和田が最初に作ったのは「春菊と揚げ玉のもみじおろしぽん酢あえ」。横山がお土産に持ってきてくれたおろしぽん酢を使いつつ、春菊、ツナ、揚げ玉をあえたひと品だ。さっぱりした味わいは横山にも好評で、家でも作りたいのか調理のポイントもしっかり学んでいくのだった。
次の料理は、お土産の「味すぐき」と魚を使った料理に。2本目のビールを開けつつ料理をする和田だったが、その手並みはさすがのひと言。「すぐきとお刺身のあえもの」はかんぱちの刺身と「味すぐき」を絡めた料理で、オリーブオイルの香りが決め手だ。ちなみに「すぐき」は在来のかぶの一種。「味すぐき」はすぐきを西利独特の手法で味つけした商品なのだが、横山は普段「味すぐき」をそのまま食べるワイルドさも持ち合わせているのだとか。
その後に開けられたのは「マルヴァジア・オレンジ オーガニック」というイタリアのオレンジワイン。子どもたちがラベルに絵を描いているデザインが特徴のワインを、横山は思わず乾杯前にひと口飲んでしまう。お酒好きらしいひと幕だが、和田もさすが心得ているのか「いいよ」とワインを傾ける。
食の好みの話題にもなり、「ハマったらそればっかりでいいんですよ」という横山に「じゃあちょっと仲良くなれないかもしれないです」と笑う和田。和田はさまざまな味を開拓したいらしく、できる限り毎回違うものを食べて行きたいのだと語った。
メイン料理は餃子ということで、タネの準備を済ませてくれた和田のお手伝いをするためにエプロンをつける横山。2人でタネを餃子の皮で包みつつ、話題は映画に。和田の「お芝居やる方って、映画見に行って純粋に楽しめるんですか?」という質問に、横山は「なんか私、全体的に何もたぶん考えずにたぶん見てて」と身もふたもない答えを返す。テクニックとか演技を見るのではと思っていた和田は、ある意味素直過ぎる答えに笑うばかり。
さらにトークのテーマは、横山と言えば欠かせないAKB48の総監督時代の話にも展開していった。初代(高橋みなみ)の完璧なリーダーっぷりを見ていたこともあり、自分は同じようにはできないと考えた横山。そのため初代とは異なるリーダー像を持つようにしていたようで、そのための方法として当時は人とご飯に行かないと決めていたという。レッスン中に注意をしたあと、自分がメンバーたちと楽しくするのは良くない…という美学を持っていたそうだ。
それを聞いた和田は、「そういうポジションに選ばれる人って、何も考えてなくないよやっぱり」と感心したようすを見せる。国民的人気を誇るアイドルグループの総監督という、常人には想像もできないプレッシャーのなかを生きてきた横山。そもそもはリーダーを務めるタイプではなかったという過去を明かしつつ「環境ですよね」と締める横山に、和田は「良い話」と深くうなるのだった。ほどなくして、2人で包んだ餃子を焼きあげた「シンプル イズ ザ ベスト ぎょうざ」が完成する。
もみじおろしぽん酢のほか、酢こしょうなどで味付けしつつ2人で包んだアツアツの餃子を味わう2人。野菜が多めの餃子は横山にも好評で、お酒の量もどんどんと増えていく。オレンジワインも非常に好評で、あっという間にワインボトルを1本すっかり空けてしまう。これには和田も「たぶん…朝まで行けたんじゃないですかね」と笑顔を見せていた。
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